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け-かび [0] 【毛黴】🔗🔉

け-かび [0] 【毛黴】 接合菌類ケカビ目の黴(カビ)。夏季,食品や草食動物の糞の上などに生える。菌糸は毛髪状。頂端に球形の胞子嚢(ホウシノウ)をつける。

け-がみ [0] 【罫紙】🔗🔉

け-がみ [0] 【罫紙】 ⇒けいし(罫紙)

けがら・う ケガラフ 【穢らふ】 (動ハ四)🔗🔉

けがら・う ケガラフ 【穢らふ】 (動ハ四) 〔動詞「けがる」に接尾語「ふ」の付いた語〕 (1)けがれに触れる。「かく―・ひたればとまるべきにもあらず/蜻蛉(中)」 (2)喪に服する。「故宮の御方につけつつ,さるべき殿ばら―・ひ給へり/栄花(嶺の月)」 (3)「死ぬ」の婉曲表現。「ある大徳のけさひきかけたりしままに,やがて―・ひにしかば/蜻蛉(上)」

けがらわし・い ケガラハシイ [5] 【汚らわしい・穢らわしい】 (形)[文]シクけがらは・し🔗🔉

けがらわし・い ケガラハシイ [5] 【汚らわしい・穢らわしい】 (形)[文]シクけがらは・し そのものがけがれていて,こちらまでけがれてしまいそうな感じをいう。 (1)きたならしくて不快だ。醜悪でいとわしい。「そんな話は聞くのも―・い」 (2)(死・疫病・出産・月経などによって)不浄だ。清浄でない。「吾が身の―・しきものを滌(アラ)ひ去(ス)てむとのたまひて/日本書紀(神代上訓)」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

けが・る 【汚る・穢る】 (動ラ下二)🔗🔉

けが・る 【汚る・穢る】 (動ラ下二) ⇒けがれる

けがれ [3][0] 【汚れ・穢れ】🔗🔉

けがれ [3][0] 【汚れ・穢れ】 (1)けがれること。特に精神的にみにくいこと。よくないこと。「この世の―に染まる」「―を知らない純真な少年」 (2)名誉をけがすこと。「家名の―」 (3)死・疫病・出産・月経などによって生じると信じられている不浄。罪・災いとともに,共同体に異常をもたらす危険な状態とみなされ,避け忌まれる。

けが・れる [3][0] 【汚れる・穢れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 けが・る🔗🔉

けが・れる [3][0] 【汚れる・穢れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 けが・る きたない状態になる。多く,観念的・内面的なきたなさをいう。 (1)正しさ・清潔さ・清らかさを失う。神聖さがそこなわれる。「身も心も―・れてしまった」「―・れた金を受け取る」 (2)女性が貞操を失う。 (3)服喪・月経・出産などのために,不浄になる。「よべより―・れさせ給ひて/源氏(浮舟)」 〔「けがす」に対する自動詞〕

大辞林 ページ 143340