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けしうはあら🔗🔉

けしうはあら 〔「けしうはあらじ」「けしくはあらず」「けしくはあらじ」とも〕 (1)それほど悪くない。まあまあよい。「なべてはこのわたりにも,またかばかりの容貌はあらじ。これも―ざりけり/宇津保(楼上・下)」 (2)それほど重大なことではない。たいしたことではない。「異奴(コトヤツコ)の射るにこそ有けれ。―じ/今昔 29」

け・し (接尾)🔗🔉

け・し (接尾) 〔形容詞型活用〕 体言などに付いて,そういう性質・状態にある意を表す。「見奉る人さへ露―・き秋なり/源氏(桐壺)」「のど―・し」

け-じ 【仮時】🔗🔉

け-じ 【仮時】 〔仏〕 ある日ある時というような,不定の時。三摩耶(サンマヤ)。

げ-し 【下司】🔗🔉

げ-し 【下司】 〔「げす」とも〕 (1)下級の官人。したづかさ。「六波羅のはや使,―の次郎友方,鞭鐙を合せかけ来り/浄瑠璃・平家女護島」 (2)鎌倉・室町時代,荘園の現地にあって実務をつかさどる荘官の一。預所(アズカリドコロ)以上の在地しない荘官などを上司・中司といったのに対する。

げ-し 【下至】🔗🔉

げ-し 【下至】 〔下は…に至るまで,の意〕 …のものまで含まれること。「まことなるかな称我名号―十声の功徳/浄瑠璃・賀古教信」

げ-し [1] 【牙歯】🔗🔉

げ-し [1] 【牙歯】 動物のきば。

大辞林 ページ 143361