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け-ざや・ぐ (動ガ四)🔗🔉

け-ざや・ぐ (動ガ四) きわだつ。目立つ。「うけばりて取り放ち,―・ぎ給ふべきことにもあらねば/源氏(藤袴)」

け-さん 【卦算】🔗🔉

け-さん 【卦算】 「けいさん(卦算){(1)}」に同じ。

げ-さん 【下散】🔗🔉

げ-さん 【下散】 鎧(ヨロイ)の草摺(クサズリ)。普通,当世具足の草摺にいう。「―が日数もたたないにひつちぎれたが/雑兵物語」

げ-さん 【解散】 (名)スル🔗🔉

げ-さん 【解散】 (名)スル ばらばらにほぐれてなくなること。「披閲のところ数日の鬱念一時に―す/平家 7」

げ-ざん [0] 【下山】 (名)スル🔗🔉

げ-ざん [0] 【下山】 (名)スル 〔「げさん」とも〕 (1)山を下りること。 ⇔登山 「無事―する」 (2)寺にこもって修行していた者が俗世間へ出ていくこと。

げ-ざん [1] 【見参】🔗🔉

げ-ざん [1] 【見参】 〔「げんざん」の撥音「ん」の無表記〕 「げんざん(見参)」に同じ。

げざん-の-いた 【見参の板】🔗🔉

げざん-の-いた 【見参の板】 「げんざん(見参)のいた(板)」に同じ。

けし 【衣】🔗🔉

けし 【衣】 〔動詞「着(ケ)す」の連用形から〕 (「御衣(ミケシ)」の形で)ころも。「ぬばたまの黒き御―を/古事記(上)」

けし [0] 【消し】🔗🔉

けし [0] 【消し】 (1)消すこと。「―ゴム」「火―」 (2)文字などを消した跡。「見舞の状を書きかけ,―の出来たのを引裂いて/油地獄(緑雨)」 (3)囲碁で,相手の模様を狭めるためにその周辺に石を打つこと。また,その着手。

け-し [0] 【芥子・罌粟】🔗🔉

け-し [0] 【芥子・罌粟】 (1)ケシ科の大形二年草。東ヨーロッパ原産。高さ約1メートル。葉は緑白色で基部は茎を抱く。初夏,茎頂に紅・紅紫・白などの大きな四弁花を単生し,球形の果実を結ぶ。種子は小さく黒または白で多数あり,芥子油をとるほか,パンや和菓子の飾りに用いる。未熟の果実から阿片がとれるので,一般の栽培は禁止されている。 〔「芥子の花」は [季]夏。《己れ毒と知らで咲きけり―の花/虚子》〕 (2)ケシ科ケシ属の草花の総称。ヒナゲシ・オニゲシなど。 (3)カラシナの古名。特に,その種子。食用・薬用とするほか,仏寺で護摩をたくのに用いる。 (4)「芥子玉(ケシダマ)」に同じ。 (5)鎧(ヨロイ)の飾り。こまかい鋲(ビヨウ)を飾りに打ちつけたもの。 (6)「芥子坊主(ケシボウズ){(2)}」に同じ。 (7)(名詞の上に付いて)きわめて小さいの意を添える。「―粒」「―本」 芥子(1) [図]

大辞林 ページ 143360