げっけい-うんかく [0] 【月卿雲客】 公卿(クギヨウ)と殿上人。「供奉の―は瑞籬(ミズガキ)のみぎりにひざまづき/保元（上）」

けつ-げき [0] 【穴隙】 あな。すき間。

――を鑽(キ)・る 〔「孟子（滕文公下）」より。戸や垣に穴をあけてうかがう意〕 男女がひそかに通じることにいう。「―・りて密会する男女/小説神髄（逍遥）」

けつ-けつ [0] 【孑孑】 ■一■ （形動タリ） （１）孤立するさま。 （２）ぬきんでるさま。 （３）小さいさま。 ■二■ （名） ぼうふら。

けつ-けつ [0] 【決決】 （形動タリ） 水が音を立てて流れるさま。「澗流―として鳥の声低く/山陽遺稿」

けつ-げん [0] 【欠減・闕減】 （名）スル 欠乏して減少すること。

げっ-けん ゲキ― [0] 【撃剣】 ⇒げきけん（撃剣）

けつ-ご [0] 【結語】 文章や話の結びの言葉。しめくくりとしての言葉。

けつ-ご [1] 【歇後】 漢文の修辞法の一。ある成句の後半を略し，前半だけでその成句全体の意味を表すこと。例えば杜甫の「山鳥山花吾友于」は論語の「友于兄弟」に基づいて「友于」で兄弟の意としたもの。

けっ-こう ―カウ [0] 【欠航】 （名）スル 定期運航の船舶・飛行機が予定の運航をとりやめること。「嵐で―する」

けっ-こう ―カウ [0] 【欠講】 （名）スル 予定の講義を行わないこと。休講。

けっ-こう ―カウ [0] 【血行】 血液の循環。血の巡り。

けっこう-かんせん ―カウ― [5] 【血行感染】 病原菌が病巣部から血管に入り，血流によって他の部所に運ばれそこに新たな病巣をつくること。

けっ-こう ―カウ [0] 【決行】 （名）スル 思い切って行うこと。「夜襲を―する」「雨天―」

けっ-こう ―カウ 【桔槹】 〔「きっこう」とも〕 はねつるべ。「臂をまげて―の水より外をしらず/浮世草子・一代男 8」