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げん-しょう [0] 【弦誦・絃誦】🔗⭐🔉
げん-しょう [0] 【弦誦・絃誦】
〔琴をひき詩を吟ずることから〕
教養をつむこと。「―洋々の地/大塩平八郎(鴎外)」
げん-しょう ―シヤウ [0] 【現症】🔗⭐🔉
げん-しょう ―シヤウ [0] 【現症】
患者が受診した時点で示す自覚的症状および他覚的所見の総称。現在の患者の状態。
げん-しょう ―シヤウ [0] 【現象】🔗⭐🔉
げん-しょう ―シヤウ [0] 【現象】
(1)人が感覚によってとらえることのできる一切の物事。自然界・人間界の出来事。現像。「自然―」「―にとらわれる」
(2)〔哲〕 感覚や意識にあらわれるもの。(ア)
〔phenomenon〕
(理性がとらえる「本体・本質」に対し)感覚のとらえる外面的・個別的なあらわれ。また,本体・本質が意識にあらわれた姿。(イ)
〔(ドイツ) Erscheinung〕
(その背後にある「物自体」に対し)カント哲学で,多様な感覚内容が認識の主観的形式によって規定されたもの。(ウ)
〔(ドイツ) Ph
nomen〕
(背後にある「本体・物自体」を想定せずに)フッサールの現象学で,純粋意識に端的にたちあらわれる限りでの事象。
nomen〕
(背後にある「本体・物自体」を想定せずに)フッサールの現象学で,純粋意識に端的にたちあらわれる限りでの事象。
げんしょう-かい ―シヤウ― [3] 【現象界】🔗⭐🔉
げんしょう-かい ―シヤウ― [3] 【現象界】
〔哲〕 カント哲学において,人間の主観的形式によって構成された対象から成る世界のこと。人間が認識可能であるのは,この現象界に限られる。物自体の世界である英知界に対する。
げんしょう-がく ―シヤウ― [3] 【現象学】🔗⭐🔉
げんしょう-がく ―シヤウ― [3] 【現象学】
〔(ドイツ) Ph
nomenologie〕
(1)現象界や現象する知についての哲学的理説。ランベルト・カント・ヘーゲルらに見られる。
(2)意識に直接的に与えられる現象を記述・分析するフッサールの哲学。現象そのものの本質に至るために,自然的態度では無反省に確信されている内界・外界の実在性を括弧に入れ(エポケー),そこに残る純粋意識を志向性においてとらえた。実存哲学などにも影響を与え,サルトルによるイマージュの現象学,メルロ=ポンティによる知覚の現象学などが生まれた。
nomenologie〕
(1)現象界や現象する知についての哲学的理説。ランベルト・カント・ヘーゲルらに見られる。
(2)意識に直接的に与えられる現象を記述・分析するフッサールの哲学。現象そのものの本質に至るために,自然的態度では無反省に確信されている内界・外界の実在性を括弧に入れ(エポケー),そこに残る純粋意識を志向性においてとらえた。実存哲学などにも影響を与え,サルトルによるイマージュの現象学,メルロ=ポンティによる知覚の現象学などが生まれた。
大辞林 ページ 143561。