複数辞典一括検索+

けん-どん [0] 【絹緞】🔗🔉

けん-どん [0] 【絹緞】 柞蚕糸(サクサンシ)を密に平織りにした絹織物。服地・こうもりがさなどに用いられる。

けん-どん 【慳貪・倹飩】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

けん-どん 【慳貪・倹飩】 (名・形動)[文]ナリ 〔「慳」は物惜しみする,「貪」はむさぼる意〕 (1) [1] 思いやりのないこと。愛想のないこと。あらっぽいこと。また,そのさま。つっけんどん。「いらいらした調子で―に言ひ放つた/悪魔(潤一郎)」 (2) [1] 物惜しみすること。けちで欲が深いこと。また,そのさま。「人に物与ふることをせず,―に罪ふかくみえければ/宇治拾遺 12」 (3) [0] (多く「倹飩」と書く)近世,うどん・そば・酒・飯などを,一杯の盛り切りで,代わりを出さないもの。「兎や角といふ内に酒五升と―十人前と/滑稽本・根南志具佐」 (4) [0] 「倹飩箱」「倹飩女郎」の略。

けんどん-ざけ 【倹飩酒】🔗🔉

けんどん-ざけ 【倹飩酒】 一杯盛り切りで売る酒。けんどん。

けんどん-じょろう ―ヂヨラウ 【倹飩女郎】🔗🔉

けんどん-じょろう ―ヂヨラウ 【倹飩女郎】 江戸時代の下級の遊女。けんどん。

けんどん-そば [5] 【倹飩蕎麦】🔗🔉

けんどん-そば [5] 【倹飩蕎麦】 一杯ずつ盛り切りにして売ったそばきり。けんどん。

けんどん-ばこ [3] 【倹飩箱】🔗🔉

けんどん-ばこ [3] 【倹飩箱】 倹飩うどんや倹飩そばを入れて運びとどける箱。けんどん。 倹飩箱 [図]

けんどん-や 【倹飩屋】🔗🔉

けんどん-や 【倹飩屋】 江戸時代,倹飩そばや一膳飯(メシ)などを食べさせた店。また,その人。

げんな ゲンワ 【元和】🔗🔉

げんな ゲンワ 【元和】 年号(1615.7.13-1624.2.30)。慶長の後,寛永の前。後水尾天皇の代。げんわ。

げんな-えんぶ ゲンワ― [4] 【元和偃武】🔗🔉

げんな-えんぶ ゲンワ― [4] 【元和偃武】 〔「偃武」は戦いをやめる意〕 1615年(元和1)大坂城が落城し,以後国内での大きな戦乱があとを絶ち世が太平になったこと。

けん-ない [1] 【県内】🔗🔉

けん-ない [1] 【県内】 その県の範囲の中。県下。

大辞林 ページ 143603