複数辞典一括検索+

こい-ねが・う コヒネガフ [1][4] 【乞い願う・希う・冀う・庶幾う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

こい-ねが・う コヒネガフ [1][4] 【乞い願う・希う・冀う・庶幾う】 (動ワ五[ハ四]) 強くねがい望む。切望する。「安静を切に―・つた/それから(漱石)」

こいねがわく-は コヒネガハク― [5][4] 【乞い願わくは・希くは・冀くは・庶幾くは】 (副)🔗🔉

こいねがわく-は コヒネガハク― [5][4] 【乞い願わくは・希くは・冀くは・庶幾くは】 (副) 〔「こひねがふ」のク語法に助詞「は」が付いた語。漢文訓読に由来する語〕 頼み・願い事をするときなどに使う語。なにとぞ。お願いだから。「―初志を貫徹されんことを」

こい-ねこ コヒ― [0][1] 【恋猫】🔗🔉

こい-ねこ コヒ― [0][1] 【恋猫】 さかりのついた猫。[季]春。《―をあはれみつゝもうとむかな/虚子》

こい-の-うた コヒ― [1] 【恋の歌】🔗🔉

こい-の-うた コヒ― [1] 【恋の歌】 (1)恋の心をよんだ歌。恋愛を扱った歌。こいか。こいうた。 (2)古今集以後の勅撰集・私家集の部立ての一。恋愛の歌を集めた部分。

こい-の-おもに コヒ― 【恋の重荷】🔗🔉

こい-の-おもに コヒ― 【恋の重荷】 恋心がつのって耐えがたいことを,重荷を背負う苦しさにたとえた語。「名もことわりや―,げに持ちかぬるこの身かな/謡曲・恋重荷」

こいのおもに コヒ― 【恋重荷】🔗🔉

こいのおもに コヒ― 【恋重荷】 能の一。四番目物。「綾鼓」の原作「綾の太鼓」を世阿弥(ゼアミ)が改作。女御(ニヨウゴ)を見初めた庭守りの老人が,重荷を背負って庭を巡れば女御の姿を拝ませようとなぶられて,重荷を負おうとするが耐えられず死に,亡霊となって女御を悩ます。

ごい-の-くろうど ゴ―クラウド 【五位の蔵人】🔗🔉

ごい-の-くろうど―クラウド 【五位の蔵人】 蔵人所の次官。蔵人頭(クロウドノトウ)の次位。定員は二,三名。五位の殿上人の中から名家の家筋で学識才能のある者を特に選んで任じた。

こい-の-けぶり コヒ― 【恋の煙】🔗🔉

こい-の-けぶり コヒ― 【恋の煙】 恋いこがれるさまを物が火に焦げて煙るのにたとえていう語。「消えはてて屍は灰になりぬとも―はたちもはなれじ/狭衣 4」

大辞林 ページ 143662