こう-せっこう カウセキカウ [3] 【硬石膏】 硫酸カルシウムの無水物に相当する鉱物。普通は塊状・粒状で産するが，斜方晶系に属し，白色の板状や柱状結晶。多く，石膏と共生する。

こうせつ-ざいばつ カウセツ― 【江浙財閥】 ⇒浙江財閥(セツコウザイバツ)

こうぜつ-ぼいん [5] 【後舌母音】 ⇒後(ウシ)ろ舌(ジタ)母音(ボイン)

こうせつれっとう-じょうちゅう クワウセツレツトウデウチユウ [9] 【広節裂頭条虫】 条虫綱の扁形動物。俗に言うサナダムシの一種。成虫の体は多数の片節からなり，体長2〜10メートルに達する。頭部に二本の溝があり，これで宿主の腸壁に吸着する。卵は糞便とともに排出され，ケンミジンコ類を第一中間宿主，サケ・マスなどを第二中間宿主として，人間・クマ・イヌなどの小腸に寄生する。ミゾサナダムシ。

こう-せん [0][1] 【口銭】 取引の仲立ちをした仲介手数料。

こう-せん [0] 【工専】 旧制の「工業専門学校」の略。

こう-せん [0] 【工船】 （１）漁獲物を船内で缶詰・魚油などに加工するための設備をもった船。「蟹―」 （２）工作船。

こう-せん [1][0] 【工銭】 工作・加工の手間賃。工賃。

こう-せん [0] 【公船】 （１）公用に供する船舶。 （２）国際法上，国家の管理の下にある船舶。外国領海では，治外法権を有する。軍事・警察・税関用の船舶の類。 ⇔私船

こう-せん [0] 【公賤】 ⇒官賤(カンセン)

こう-せん [0] 【公選】 （名）スル 任命や委嘱によらず，人々の投票によって選任すること。特に国会議員や地方公共団体議会の議員およびその長を選挙で選出すること。民選。「―制」「人民の―せる九名の行政官/経国美談（竜渓）」

こう-せん [0] 【功銭】 （１）奈良・平安時代，諸官司の雇夫に対して銭貨で支払われる手間賃。 （２）鎌倉時代，幕府の家人などが任官したとき，官に献上する金銭。