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こう-ら カフ― [0][3] 【甲羅】🔗🔉

こう-ら カフ― [0][3] 【甲羅】 〔「ら」は接尾語〕 (1)亀・蟹・海老(エビ)などの体を覆う,堅いから。甲(コウ)。 (2)人の背中。「―を干す」 (3)〔「功」「劫」に音が通ずるところから〕 年の功。

――が生(ハ)・える🔗🔉

――が生(ハ)・える 年を経て古くなる。老獪(ロウカイ)になる。

――を経(ヘ)る🔗🔉

――を経(ヘ)る 年数を経て,経験が豊かになる。また,世間ずれする。劫臈(コウロウ)を経る。

――を干・す🔗🔉

――を干・す 腹ばいになって背中を日光にあてる。

こうら-ぼし カフ― [0] 【甲羅干し】🔗🔉

こうら-ぼし カフ― [0] 【甲羅干し】 腹ばいになって日光浴すること。

こうら カフラ 【甲良】🔗🔉

こうら カフラ 【甲良】 姓氏の一。

こうら-むねひろ カフラ― 【甲良宗広】🔗🔉

こうら-むねひろ カフラ― 【甲良宗広】 (1574-1646) 江戸幕府作事方大棟梁。近江の人。豊後守。芝の台徳院廟,寛永造替の日光東照宮などの建築で知られる。甲良家は,建仁寺流を伝える工匠の家系。

こう-ら [1] 【公等】 (代)🔗🔉

こう-ら [1] 【公等】 (代) 二人称。あなたがた。諸君たち。「のつぺらぽうに卒業し去る―日本の大学生と/三四郎(漱石)」

こう-らい クワウ― [0] 【光来】🔗🔉

こう-らい クワウ― [0] 【光来】 他人を敬ってその来訪をいう語。「御―を仰ぐ」

こう-らい [0] 【後来】🔗🔉

こう-らい [0] 【後来】 こののち。将来。今後。「―多望の麒麟児/金時計(鏡花)」

こうらい カウライ 【高麗】🔗🔉

こうらい カウライ 【高麗】 (1)王建が建てた朝鮮の王朝(918-1392)。都は開城。半島を統一し,仏教を尊崇して栄えたが,一三世紀に元に服属,一四世紀に倭寇(ワコウ)の侵入で弱まり李成桂(リセイケイ)に滅ぼされた。 (2)かつて日本で,朝鮮の別名。こま。

こうらい-うぐいす カウライウグヒス [6] 【高麗鶯】🔗🔉

こうらい-うぐいす カウライウグヒス [6] 【高麗鶯】 スズメ目コウライウグイス科の鳥。全長約25センチメートル。全体が黄色で,目から後頭部にかけて黒色帯があり美しい。シベリア・中国・朝鮮などに生息し,日本へはまれに渡来する。鳴き声がよいのでこの名があるが,ウグイスとは別種。朝鮮ウグイス。黄鳥(オウチヨウ)。

大辞林 ページ 143968