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こうらい-きじ カウライ― [3] 【高麗雉】🔗🔉

こうらい-きじ カウライ― [3] 【高麗雉】 キジ目キジ科の鳥。普通のキジと異なり,首に白い輪がある。アジア大陸に広く分布。日本には古く朝鮮から対馬に輸入され,その亜種が北海道に放鳥されて繁殖している。猟鳥。

こうらい-し カウライ― 【高麗史】🔗🔉

こうらい-し カウライ― 【高麗史】 高麗朝の歴史を記した紀伝体の書。一三九巻。1451年完成。李朝の金宗瑞(キンソウズイ)・鄭麟趾(テイリンシ)らの撰。世家・志・表・列伝・目録に分かれる。別に編年体の史書「高麗史節要」がある。

こうらい-しば カウライ― [3] 【高麗芝】🔗🔉

こうらい-しば カウライ― [3] 【高麗芝】 イネ科の多年草。暖地に生える。シバに似るが全体に繊細で,葉は細い針状。芝生にする。朝鮮芝。糸芝。

こうらい-せいじ カウライ― [5] 【高麗青磁】🔗🔉

こうらい-せいじ カウライ― [5] 【高麗青磁】 朝鮮,高麗時代の青磁。中国南部の窯業の影響を受けて起こった。代表的なものに,刻文に黒や白の土を嵌入(カンニユウ)して製する象眼青磁がある。

こうらい-だいす カウライ― [5] 【高麗台子】🔗🔉

こうらい-だいす カウライ― [5] 【高麗台子】 茶の湯の台子の一。流派によって形はさまざまである。唐物(カラモノ)の卓に想を得て創案されたという。

こうらい-ぢゃわん カウライ― [5] 【高麗茶碗】🔗🔉

こうらい-ぢゃわん カウライ― [5] 【高麗茶碗】 朝鮮から伝来した陶磁器で,桃山時代以降,茶人が抹茶茶碗として用いたものの総称。李朝のものがほとんどで,朝鮮では,喫茶用ではない。井戸・三島・熊川(コモガイ)・魚屋(トトヤ)などの種類がある。

こうらい-にんじん カウライ― [5] 【高麗人参】🔗🔉

こうらい-にんじん カウライ― [5] 【高麗人参】 ⇒朝鮮人参(チヨウセンニンジン)

こうらい-ばし カウライ― 【高麗端・高麗縁】🔗🔉

こうらい-ばし カウライ― 【高麗端・高麗縁】 「こうらいべり(高麗縁)」に同じ。「―の,筵(ムシロ)青うこまやかに厚きが/枕草子 277」

大辞林 ページ 143969