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こ-ぎ・る [2][0] 【小切る】 (動ラ五[四])🔗🔉

こ-ぎ・る [2][0] 【小切る】 (動ラ五[四]) (1)ちいさく区切る。少しずつ区切って分ける。「奥方と目配(メクバセ)を為合つて,兎角銚子を―・つて不可(イカ)ん/婦系図(鏡花)」 (2)値切る。「価(アタイ)は―・りますまい/狂言記・仏師」 [可能] こぎれる

こ-ぎれ [0] 【小切れ・小裂】🔗🔉

こ-ぎれ [0] 【小切れ・小裂】 (1)布地などの切れはし。 (2)歌舞伎で衣装に付属する布製の小物。手拭い・足袋・三尺など,あるいは消耗品(飲食物・タバコ・雪など)をいう。上方(カミガタ)では大小刀・紙入れなどの小道具まで含めていう。小切れ物。

こぎれ-もの [0] 【小切れ物】🔗🔉

こぎれ-もの [0] 【小切れ物】 ⇒小切れ(2)

こ-ぎれ [0] 【古切・古裂】🔗🔉

こ-ぎれ [0] 【古切・古裂】 江戸時代以前に外国から入ってきた金襴(キンラン)・緞子(ドンス)などの布地。茶道具の仕覆に仕立てたり,屏風・手鑑に貼ったりして珍重される。

こ-ぎれい [2] 【小奇麗】 (形動)[文]ナリ🔗🔉

こ-ぎれい [2] 【小奇麗】 (形動)[文]ナリ 整っていて,さっぱりとした快さの感じられるさま。 ⇔こぎたない 「―な店」「身なりを―にする」 [派生] ――さ(名)

ごき-れき [2] 【五紀暦】🔗🔉

ごき-れき [2] 【五紀暦】 暦の一種。唐の郭献之らが作ったもので,日本では858年から四年間使われた。

こ-きろく [2] 【古記録】🔗🔉

こ-きろく [2] 【古記録】 古い時代の史料となる記録。公私の日記など。

こ-ぎろく [2] 【小記録】🔗🔉

こ-ぎろく [2] 【小記録】 香席で,組香名と香組・出香者名・年月日を書いて連衆に回す,小さな紙。

こ-きん [1][0] 【古今】🔗🔉

こ-きん [1][0] 【古今】 (1)昔と今。ここん。 (2)「古今和歌集」の略。

こきん-ぐみ [0] 【古今組】🔗🔉

こきん-ぐみ [0] 【古今組】 安政(1854-1860)の頃に名古屋の吉沢検校(ケンギヨウ)が作曲した「千鳥の曲」「春の曲」など五曲の箏曲の総称。古今集の歌を歌詞とし,古今調子という独特の調弦を用いる。

大辞林 ページ 144055