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こころ-づけ [0] 【心付け】🔗🔉

こころ-づけ [0] 【心付け】 (1)特別な配慮に対する感謝のしるしや祝儀として与える,小額のお金や物。チップ。「運転手に―を渡す」 (2)連歌・俳諧の付合(ツケアイ)の方法の一。前句の意想・心情を見定め,詞の縁や寄合を避け,その起こりや場などを具体的に示す付け方。 →詞付け →物付け (3)気をつけること。注意。配慮。「兼ねて覚悟の良実を思し召しての御―,近頃忝(カタジケ)なう存ずる/歌舞伎・名歌徳」

こころ-づ・ける [5] 【心付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こころづ・く🔗🔉

こころ-づ・ける [5] 【心付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こころづ・く (1)気を付ける。注意を払う。「彼此(アレコレ)と陰ながら―・ける/多情多恨(紅葉)」 (2)心付けを与える。「親切にも腕車(クルマ)賃まで―・けて/魔風恋風(天外)」

こころ-づま 【心夫・心妻】🔗🔉

こころ-づま 【心夫・心妻】 〔「こころつま」とも〕 心の中で自分の夫(または妻)と定めて思う人。「あしひきの山下とよめ鳴く鹿の言ともしかも我(ア)が―/万葉 1611」

こころ-づもり [4] 【心積(も)り】 (名)スル🔗🔉

こころ-づもり [4] 【心積(も)り】 (名)スル 心の中であらかじめこうしよう,こうなるだろうと考えておくこと。予定。「仕事の―をする」「ひそかに―していたとおりになる」

こころ-づよ・い [5] 【心強い】 (形)[文]ク こころづよ・し🔗🔉

こころ-づよ・い [5] 【心強い】 (形)[文]ク こころづよ・し (1)頼りになるものがあって安心していられる。心丈夫だ。 ⇔心細い 「君がいてくれれば―・い」「―・い味方」 (2)気持ちがしっかりしている。気丈だ。「堪へがたきを―・く念じ返させ給ふ/源氏(桐壺)」 (3)かたくなだ。つれない。「―・くうけたまはらずなりにしこと/竹取」 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

大辞林 ページ 144180