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ここんめいづくしたいぜん 【古今銘尽大全】🔗🔉

ここんめいづくしたいぜん 【古今銘尽大全】 刀剣目利きの書。全七巻五冊。江戸時代を通じ最も権威があった。慶長16年(1611)版をはじめ,何度も版を重ねた。

ここんめいぶつるいじゅう 【古今名物類聚】🔗🔉

ここんめいぶつるいじゅう 【古今名物類聚】 江戸後期の名物記。1797年刊。一八巻。松平不昧の著とされる。茶碗・茶入れなどの茶道具中心の名物を類聚し,図説とともに実証的に記載。中興名物・大名物・名物などの品等および呼称はこの書によって定まった。

ここんようらんこう ―エウランカウ 【古今要覧稿】🔗🔉

ここんようらんこう ―エウランカウ 【古今要覧稿】 江戸後期成立の類書。五六〇巻。幕命により屋代弘賢が中心となって1821年から42年に編纂。日本の故事の起源や沿革についての考証を分類編集したもの。当初一八部千巻の予定が,弘賢病没のため未完に終わる。

ここんるいく 【古今類句】🔗🔉

ここんるいく 【古今類句】 和歌索引。一〇巻。山本春正編。1666年刊。二十一代集・六家集・伊勢物語・大和物語・源氏物語・狭衣物語などの歌を,下句の頭字によっていろは順に分類,検索できるようにしたもの。

こ-さ 【木障】🔗🔉

こ-さ 【木障】 茂った木の陰になって,耕作に不利な土地。 〔東日本でいうことが多い〕

こさ 【胡沙】🔗🔉

こさ 【胡沙】 〔アイヌ語のフサ(口から吐く息の意)から。「胡沙」は当て字〕 蝦夷(エゾ)の人の吐く息。蝦夷の人は吐く息で邪神や病魔などを払うといわれた。「―吹かば曇りもぞするみちのくのえぞには見せじ秋の夜の月/夫木 13」 〔(1)夫木集の「こさ」は,中国大陸からの,黄塵を含む春の季節風ともいわれる。(2)のちに,蝦夷の人の吹く笛と解されて和歌で詠まれた〕

こ-ざ [1] 【孤坐】 (名)スル🔗🔉

こ-ざ [1] 【孤坐】 (名)スル ひとりですわっていること。独坐。「幽窓の下(モト)に―して深遠の道理を考へ/福翁百話(諭吉)」

こ-ざ [1] 【枯坐】🔗🔉

こ-ざ [1] 【枯坐】 ものさびしくひとりですわっていること。「寂寞として羈窓の下に―すれば/世路日記(香水)」

大辞林 ページ 144193