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ごさんじゅう-じけん ゴサンジフ― 【五・三十事件】🔗🔉

ごさんじゅう-じけん ゴサンジフ― 【五・三十事件】 1925年5月30日,上海で起こった反帝国主義的民族運動。上海の日系紡績工場のストライキを発端とし,五月三〇日労働者・学生のデモに対しイギリス官憲が発砲,多数の死傷者・検挙者を出した。これを契機に上海の労働者はゼネストを決行,反帝闘争は全国的に拡大した。

ごさんじょう-てんのう ゴサンデウテンワウ 【後三条天皇】🔗🔉

ごさんじょう-てんのう ゴサンデウテンワウ 【後三条天皇】 (1034-1073) 第七一代天皇(在位 1068-1072)。名は尊仁(タカヒト)。後朱雀天皇の第二皇子。藤原氏の専権を抑え,荘園整理令発布や記録荘園券契所の設置などを行い,政治の刷新に努めた。

ござん・す 【御座んす】 (動サ特活)🔗🔉

ござん・す 【御座んす】 (動サ特活) 〔「ござります」の転。遊女言葉から出た語。近世語〕 (1)「行く」「来る」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「それが定なら晩に寝所へ―・すか/浄瑠璃・冥途の飛脚(上)」 (2)「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「それ故この子も屋敷に―・す/浄瑠璃・御曹子初寅詣」 (3)「ある」の意の丁寧語。ございます。「おめへ今ほれたものはねえといつたぢやねえか。たつたひとり―・すよ/洒落本・傾城買四十八手」 (4)(補助動詞) (ア)「いる」の意の尊敬語。「お客まつまの酒事(ササゴト),けんをして―・する/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」(イ)「ある」「いる」の意の丁寧語。「みんなこしらへ事さ。ただでも読むがめんどうで―・す/黄表紙・艶気樺焼」 〔活用は「ござります」に同じ〕

こさん-なれ (連語)🔗🔉

こさん-なれ (連語) 〔「こそあるなれ」の転。「なれ」は推定の助動詞「なり」の已然形〕 文頭に用い,前文を受けて,確かにそうだ,そうらしいなどの意を表す。「『さやうに人にいましめられんことを知らざる事にて侍(ハンベ)るか』と申しければ,『―』とてゆるされける/仮名草子・伊曾保物語」

大辞林 ページ 144209