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こしき-たおし ―タフシ [4] 【甑倒し】🔗🔉

こしき-たおし ―タフシ [4] 【甑倒し】 酒造家の仕込み祝い。

こしき-ぬの [3] 【甑布】🔗🔉

こしき-ぬの [3] 【甑布】 甑で物を蒸すとき,その底に敷く布。

こしき [1][0] 【轂】🔗🔉

こしき [1][0] 【轂】 牛車などの車輪の中央にあって,輻(ヤ)が差し込んであるもの。中を車軸が貫いている。筒(ドウ)。こく。[新撰字鏡] →牛車(ギツシヤ)

こし-き [2] 【濾し器・漉し器】🔗🔉

こし-き [2] 【濾し器・漉し器】 調理の際,濾すために用いる道具。

こ-しき [1][0] 【古式】🔗🔉

こ-しき [1][0] 【古式】 昔から行われ続けている習慣や方法。昔からのしきたり。古来の方式。「―ゆかしい神事」「―にのっとって式典を行う」

こ-じき [3] 【乞食】🔗🔉

こ-じき [3] 【乞食】 〔古くは「こつじき」〕 金銭・食べ物などを人からもらって生きていくこと。また,その者。ものもらい。おこも。「争ふ所の車夫を見,―する翁を見/欺かざるの記(独歩)」

――が馬を貰(モラ)う🔗🔉

――が馬を貰(モラ)う 身分不相応な物を貰ってもてあますことのたとえ。乞食が馬を買ったよう。

――が米を零(コボ)したよう🔗🔉

――が米を零(コボ)したよう わずかなことをおおげさに騒ぐことのたとえ。また,困っている人が,いっそう困窮の度を増すたとえ。

――に氏(ウジ)無し🔗🔉

――に氏(ウジ)無し 乞食は,その者の心がけの悪さからなるのであって,初めから乞食に生まれつくのではない。

――に朱椀(シユワン)🔗🔉

――に朱椀(シユワン) 身分不相応な物を持つことのたとえ。

――に貧乏無し🔗🔉

――に貧乏無し 乞食にまでおちぶれれば,それ以上貧乏になることはない。

――にも門出(カドデ)🔗🔉

――にも門出(カドデ) 乞食でも門出には祝い事をするように,どんな身分の者にも,それなりの儀式作法がある。

――の朝謡(アサウタイ)🔗🔉

――の朝謡(アサウタイ) 乞食は,普通の人なら働き始めの忙しい朝の時間にも謡をうたっていられる意。乞食が常人よりもかえって気楽な境遇にあるということ。

――の系図話(ケイズバナシ)🔗🔉

――の系図話(ケイズバナシ) 乞食がおちぶれる以前の自分の系図について自慢話をする意。言ってみたところではじまらない過去のぐち話を言うたとえ。

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