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ごとう-ちゅうがい ―チウグワイ 【後藤宙外】🔗🔉

ごとう-ちゅうがい ―チウグワイ 【後藤宙外】 (1866-1938) 小説家・評論家。秋田県生まれ。本名,寅之助。東京専門学校卒。「新小説」を編集,自然主義に対抗して「非自然主義」を唱えた。小説「ありのすさび」「腐肉団」,評論「非自然主義」「明治文壇回顧録」など。

ごとう-てん [2] 【後藤点】🔗🔉

ごとう-てん [2] 【後藤点】 漢文訓読法の一。高松藩の儒者後藤芝山(シザン)が四書・五経に施した訓点。江戸時代に最も世に行われた。

ごとう-とくじょう 【後藤徳乗】🔗🔉

ごとう-とくじょう 【後藤徳乗】 (1550-1631) 安土桃山期の金工。本名源次郎光基,四郎兵衛と称す。後藤家五代目を継ぐ。信長・秀吉に重用され,分銅・判金の製作にあたり,また折紙を発行。後藤家中興の祖。名品が多く現存。 →後藤彫(ボリ)

ごとう-ぬり [0] 【後藤塗】🔗🔉

ごとう-ぬり [0] 【後藤塗】 高松市で産する漆器。明治時代に後藤太平が創始。下地をつけず,素地(キジ)に直接漆を塗るので剥落(ハクラク)しにくい。

ごとう-ぼり [0] 【後藤彫】🔗🔉

ごとう-ぼり [0] 【後藤彫】 後藤祐乗を祖とする後藤家の金工の手になる刀装小道具および鐔(ツバ)。将軍家・諸大名の正式の拵(コシラ)えは必ずこれを用いた。地金はほぼ金・赤銅(シヤクドウ)に限られ,意匠・形式なども定式があった。家彫(イエボ)り。後藤家彫。後藤物。

ごとう-まきた 【後藤牧太】🔗🔉

ごとう-まきた 【後藤牧太】 (1853-1930) 物理学者。理科教育の先駆者。三河の生まれ。東京高等師範教授。実験教育によって理科教育を改善することに尽力。各種の簡易実験装置を考案したほか,魔鏡の研究にも携わった。

ごとう-またべえ ―マタベ 【後藤又兵衛】🔗🔉

ごとう-またべえ ―マタベ 【後藤又兵衛】 (1560-1615) 安土桃山時代の武将。名は基次。黒田孝高・長政父子に仕え,九州・朝鮮出兵などに軍功があり,のち長政と合わず浪人。大坂夏の陣には豊臣方に属して道明寺に戦死した。

ごとう-みつつぐ 【後藤光次】🔗🔉

ごとう-みつつぐ 【後藤光次】 (1571-1625) 江戸初期の金工。通称,庄三郎。京都の人。徳川家康の信を得て御金改役となり,金座・銀座を運営。

大辞林 ページ 144379