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こやす-の-き [5] 【子安の木】🔗🔉

こやす-の-き [5] 【子安の木】 トベラ科の常緑低木。兵庫県・岡山県の山地に生える。葉は,楕円形でまばらに互生し,枝頂には輪生状につく。五月頃,枝頂に黄色五弁花が数個つく。ヒメシキミ。

こや・す [2] 【肥やす】 (動サ五[四])🔗🔉

こや・す [2] 【肥やす】 (動サ五[四]) (1)肥料を与えて,地味をよくする。「土地を―・す」 (2)物の価値を判断する力を高める。「舌を―・す」「目を―・す」「耳を―・す」 (3)(不当な手段で)財産を殖やす。「私腹を―・す」「懐を―・す」 (4)栄養を与えて太らせる。「やせ衰へたる牛などを…色々の草葉をもつて飼ひ―・し/狂言・牛博労」 (5)満ち足りた気持ちにする。喜ばせる。「一時が目を―・して何にかはせむ/更級」 [可能] こやせる

こや・す 【臥す】 (動サ四)🔗🔉

こや・す 【臥す】 (動サ四) 〔動詞「臥(コ)ゆ」に上代の尊敬の助動詞「す」の付いたものから〕 病気などで倒れて臥(フ)せていらっしゃる。「しなてる片岡山に飯(イイ)に飢(エ)て―・せるその旅人(タヒト)あはれ/日本書紀(推古)」

こ-やす・い [3] 【小安い】 (形)🔗🔉

こ-やす・い [3] 【小安い】 (形) 取引で,相場が少し安い。

こ-やすみ [2] 【小休み】 (名)スル🔗🔉

こ-やすみ [2] 【小休み】 (名)スル 少し休むこと。少憩(シヨウケイ)。「是にて暫くのお―を/鉄仮面(涙香)」

こ-やつ [1][0] 【此奴】 (代)🔗🔉

こ-やつ [1][0] 【此奴】 (代) (1)三人称。「こいつ{(1)}」に同じ。「―のいうことなどあてにならない」 (2)近称の指示代名詞。「こいつ{(2)}」に同じ。「―のとげにひっかかれた」

こや-づか [2][0] 【小屋束】🔗🔉

こや-づか [2][0] 【小屋束】 小屋組に用いられる束。梁(ハリ)の上にあって母屋や棟木を支える。 →小屋組

こ-やど [0] 【小宿】🔗🔉

こ-やど [0] 【小宿】 (1)ちょっとした宿。 (2)近世,若者組の泊まり宿。男女の密会に用いたり,私娼をおいたりした。「おのがこころまかせの男狂ひ―を替へてあふ事/浮世草子・一代男 3」

大辞林 ページ 144540