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ごりょう-しょ ―レウ― [4][0] 【御料所】🔗⭐🔉
ごりょう-しょ ―レウ― [4][0] 【御料所】
(1)皇室の所有地。禁裏御料。御料地。御料。
(2)幕府の直轄領。御料。御領。天領。
⇔私領
ごりょう-ち ―レウ― [2] 【御料地】🔗⭐🔉
ごりょう-ち ―レウ― [2] 【御料地】
「御料所{(1)}」に同じ。
ごりょう-りん ―レウ― [0][2] 【御料林】🔗⭐🔉
ごりょう-りん ―レウ― [0][2] 【御料林】
旧憲法下で,皇室所有の森林。宮内省の御料局(のちの帝室林野局)が管理し,その収入は皇室の主要財源となった。戦後,国有財産に移管。
ご-りょう [1] 【御陵】🔗⭐🔉
ご-りょう [1] 【御陵】
天皇・皇后・皇太后・太皇太后の墓。みささぎ。
ご-りょう ―リヤウ [1] 【御領】🔗⭐🔉
ご-りょう ―リヤウ [1] 【御領】
皇室・幕府などの領有する土地。
ご-りょう ―レウ [1] 【御寮・御料】🔗⭐🔉
ご-りょう ―レウ [1] 【御寮・御料】
(1)貴人,または貴人の子女を敬っていう語。「少輔(ジヨウ)の―とぞ申す/義経記 8」「―は青竹おろしの館に入り給ひぬ/曾我 5」
(2)人名や人を表す語に付けて,敬愛の意を表す。「嫁―」「万寿―をも五大院右衛門宗繁が具足しまゐらせ候ひつるを/太平記 10」
ごりょう-にん ―レウ― [2] 【御寮人・御料人】🔗⭐🔉
ごりょう-にん ―レウ― [2] 【御寮人・御料人】
(1)貴人や上流階級の人の娘・妻に対する敬称。近世以降,中流の町家の娘や若妻をもいう。「是は―様の不断着/浮世草子・一代男 1」
(2)人の娘や妻の名に付けて,敬愛の気持ちを表す。「俵藤太殿の御娘子,米市―のお里通ひぢやとおしやれ/狂言・米市(虎寛本)」
ご-りょう ―リヤウ [1] 【御霊】🔗⭐🔉
ご-りょう ―リヤウ [1] 【御霊】
(1)「霊魂」の尊敬語。みたま。「是れ讃岐院の―なりとて/保元(下・古活字本)」
(2)怨みを残して死んだ人の霊や疫神など,人々に災厄をもたらす怨霊(オンリヨウ)。
(3)「御霊会(ゴリヨウエ)」の略。
ごりょう-え ―リヤウ
[2] 【御霊会】🔗⭐🔉
ごりょう-え ―リヤウ
[2] 【御霊会】
(1)御霊{(2)}を慰め遷(ウツ)すために行う祭り。863年平安京神泉苑で行われたのが最初で,疫病の発生する季節に盛んに催された。御霊祭。「今日はこの郷の―にや有らんと思へば/今昔 28」
(2)京都八坂神社の祭礼。祇園御霊会。祇園会。

大辞林 ページ 144560。