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こんごう-しん ―ガウ― [3] 【金剛身】🔗🔉

こんごう-しん ―ガウ― [3] 【金剛身】 〔仏〕 金剛のように堅固な体,すなわち仏身。

こんごう-じん ―ガウ― [3] 【金剛神】🔗🔉

こんごう-じん ―ガウ― [3] 【金剛神】 「執(シユウ)金剛神」の略。

こんごう-せき ―ガウ― [3] 【金剛石】🔗🔉

こんごう-せき ―ガウ― [3] 【金剛石】 ダイヤモンド。

こんごう-ぞうおう-ぼさつ ―ガウザウワウ― [9] 【金剛蔵王菩薩】🔗🔉

こんごう-ぞうおう-ぼさつ ―ガウザウワウ― [9] 【金剛蔵王菩薩】 〔仏〕 胎蔵界曼荼羅虚空蔵院の最右端に位し,千手観音と対して虚空蔵菩薩の智門を表す菩薩。百八の煩悩を打ち砕くという。像は,青黒色,十六面または十二面で一百八臂(ピ)。金剛薩の変化身とするほか,各菩薩を当てる説がある。金剛蔵王。蔵王菩薩。

こんごう-ぞうり ―ガウザウ― [5] 【金剛草履】🔗🔉

こんごう-ぞうり ―ガウザウ― [5] 【金剛草履】 藁(ワラ)や藺(イ)で作った丈夫で大きい草履。普通のものより後部の幅がせまい。

こんごう-ち ―ガウ― [3] 【金剛智】🔗🔉

こんごう-ち ―ガウ― [3] 【金剛智】 (1)〔仏〕 金剛のように堅くて鋭い智慧。仏の智慧をいう。 (2)人名(別項参照)。

こんごう-ちょう-ぎょう ―ガウチヤウギヤウ 【金剛頂経】🔗🔉

こんごう-ちょう-ぎょう ―ガウチヤウギヤウ 【金剛頂経】 大日経と並ぶ真言宗の根本経典。唐の不空の漢訳(金剛頂一切如来真実摂大乗現証大教王経,三巻)が有名。仏の世界に入るための密教独自の方法を説く。金剛界曼荼羅はこれによって図示される。

こんごう-づえ ―ガウヅ [5] 【金剛杖】🔗🔉

こんごう-づえ ―ガウヅ [5] 【金剛杖】 〔「こんごうじょう」とも〕 修験者(シユゲンジヤ)・巡礼者などがもつ,四角または八角の白木の杖。長さは等身大。

こんごう-どうじ ―ガウ― 【金剛童子】🔗🔉

こんごう-どうじ ―ガウ― 【金剛童子】 〔仏〕 忿怒(フンヌ)の相をした二手または六手の童子。金剛杵(シヨ)の力を神格化したもの。胎蔵界曼荼羅の金剛手院に位置する。阿弥陀仏の化身とも,また烏芻沙摩(ウスサマ)明王と本体を同じにするともいわれる。

こんごう-どうじ-ほう ―ガウ―ホフ [7] 【金剛童子法】🔗🔉

こんごう-どうじ-ほう ―ガウ―ホフ [7] 【金剛童子法】 密教で,金剛童子を本尊として,安産・延命などを祈る修法。

こんごう-ばん ―ガウ― [0] 【金剛盤】🔗🔉

こんごう-ばん ―ガウ― [0] 【金剛盤】 密教法具の一。金剛鈴と三種の金剛杵を置く台。金属製で,普通,洲浜(スハマ)形で下に三脚をつける。

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