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こんごう-はんにゃはらみた-きょう ―ガウ―キヤウ 【金剛般若波羅蜜多経】🔗🔉

こんごう-はんにゃはらみた-きょう ―ガウ―キヤウ 【金剛般若波羅蜜多経】 般若経系の大乗経典の一。一巻。鳩摩羅什(クマラジユウ)の漢訳が知られる。空・無我の道理を説き,禅宗で特に重視される。金剛経。金剛般若経。

こんごう-ふえ ―ガウ― [5] 【金剛不壊】🔗🔉

こんごう-ふえ ―ガウ― [5] 【金剛不壊】 きわめて堅固で,決してこわれないこと。「―の信仰心」

こんごう-ぶっし ―ガウ― [5] 【金剛仏子】🔗🔉

こんごう-ぶっし ―ガウ― [5] 【金剛仏子】 密教で,灌頂・受戒を遂げ,金剛号を受けた僧侶の称。金剛子。

こんごう-やしゃ-みょうおう ―ガウ―ミヤウワウ 【金剛夜叉明王】🔗🔉

こんごう-やしゃ-みょうおう ―ガウ―ミヤウワウ 【金剛夜叉明王】 〔仏〕 〔梵Vajra-yaka〕 五大明王の一。北方に配され,三面六手または一面四手の忿怒(フンヌ)の相で表される。これを本尊として,調伏・息災を祈る修法(金剛夜叉法)がある。金剛夜叉。 金剛夜叉明王 [図]

こんごう-りき ―ガウ― [3] 【金剛力】🔗🔉

こんごう-りき ―ガウ― [3] 【金剛力】 金剛力士のように強い力。非常に強い力。「―を振るう」

こんごう-りきし ―ガウ― [5] 【金剛力士】🔗🔉

こんごう-りきし ―ガウ― [5] 【金剛力士】 金剛杵(シヨ)をとって仏法を守護する天神。忿怒(フンヌ)の相をなす。金剛神。執金剛神。金剛密迹。仁王。密迹金剛。密迹力士。金剛手。

こんごう-れい ―ガウ― [3] 【金剛鈴】🔗🔉

こんごう-れい ―ガウ― [3] 【金剛鈴】 〔仏〕 金剛杵(シヨ)に鈴がついている法具。振り鳴らして,仏・菩薩の注意をひき,また修行者を励ます。 金剛鈴 [図]

こんごう コンガウ 【金剛】🔗🔉

こんごう コンガウ 【金剛】 (1)「金剛流」の略。 (2)「金剛座」の略。

こんごう-いわお コンガウイハホ 【金剛巌】🔗🔉

こんごう-いわお コンガウイハホ 【金剛巌】 (1886-1951) 能楽師。シテ方金剛流。本名,岩雄。京都生まれ。二三世金剛右京没後,断絶した宗家を継承。能面や装束に造詣が深く,「能と能面」などの著がある。

こんごう-うきょう コンガウウキヤウ 【金剛右京】🔗🔉

こんごう-うきょう コンガウウキヤウ 【金剛右京】 (1872-1936) 能楽師。シテ方金剛流二三世宗家。名は氏慧(ウジヤス)。幼名,鈴之助。東京生まれ。坂戸金剛家最後の人。芸風は変幻の妙を極め名手といわれた。

大辞林 ページ 144621