さいきょ-やぶり 【裁許破り】 江戸時代，裁判の判決に従わず，違反すること。

ざい-きょ [1] 【在居】 （名）スル その場所にいること。また，そこに住んでいること。

さい-きょう ―キヤウ [0] 【西京】 （１）西の方にある都。東京に対して，京都をいうことが多い。 （２）平安京や平城京で，中央の大路を境にして西側の地域。右京。

さいきょう-かべ ―キヤウ― [3] 【西京壁】 ⇒京壁(キヨウカベ)

さいきょう-みそ ―キヤウ― [5] 【西京味噌】 京都地方でつくられる白味噌。

さいきょう-やき ―キヤウ― [0] 【西京焼(き)】 西京味噌に漬け込んだ魚の切り身を焼いた料理。

さい-きょう ―キヤウ [0] 【最強】 いちばん強いこと。「世界―のサッカー-チーム」「史上―の艦隊」

さい-きょう ―キヤウ [0] 【歳刑】 八将神の一。水星の精。地の守護神。その方角に当たる土地の耕作などを忌む。

さい-きょう ―キヤウ 【埼京】 埼玉と東京。

さいきょう-せん ―キヤウ― 【埼京線】 川越から大宮・武蔵浦和・赤羽・池袋・新宿を結ぶ JR 東日本の電車の通称。44.4キロメートル。川越線・東北本線別線・赤羽線・山手線を走る。

さいぎょう サイギヤウ 【西行】 （１）(1118-1190) 平安末期から鎌倉初期の歌僧。俗名，佐藤義清(ノリキヨ)。法号，円位・大宝房など。もと北面の武士。二三歳で出家。陸奥(ムツ)から四国・九州まで諸国を旅し，河内の弘川寺で没す。生活体験のにじみ出た述懐歌にすぐれ，「新古今集」では集中最高の九四首が入集。家集「山家集」，聞書「西公談抄」がある。「撰集抄」は仮託だが後世の西行観に大きな影響を与えた。 （２）〔西行法師が天下を遍歴したことから〕 諸所・諸国の遍歴者。

さいぎょう-かずき サイギヤウカヅキ 【西行被き】 〔富士見西行の絵姿から〕 笠を後頭部へずらしてかぶること。阿弥陀かぶり。