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さし-あお・ぐ ―アフグ 【差し仰ぐ】 (動ガ四)🔗🔉

さし-あお・ぐ ―アフグ 【差し仰ぐ】 (動ガ四) あおぐ。上を向く。「ただ―・ぎて泣きをり/竹取」

さし-あ・げる [0][4] 【差(し)上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 さしあ・ぐ🔗🔉

さし-あ・げる [0][4] 【差(し)上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 さしあ・ぐ (1)(手で持って)高く上げる。「両手で子供を軽々と―・げる」 (2)「与える」「やる」の謙譲語。献呈する。受け手を敬う気持ちをこめていう語。「この花をあなたに―・げます」 (3)声をはりあげる。「ほそくらうたげなる声を―・げて,泣く泣く飲む/宇治拾遺 9」 (4)(補助動詞) 動詞の連用形に助詞「て(で)」の付いた形に付いて,好意をもって相手に恩恵をほどこす意を表す。補助動詞「あげる」よりさらに敬意を含めていう。「お茶を入れて―・げなさい」

さし-あし [2][0] 【差(し)足】🔗🔉

さし-あし [2][0] 【差(し)足】 音を立てないように,足をつまだてて歩くこと。「抜き足―で歩く」

さしあたっ-て [0] 【差し当(た)って】 (副)🔗🔉

さしあたっ-て [0] 【差し当(た)って】 (副) 「さしあたり」に同じ。「―問題はない」

さし-あたり [0] 【差し当(た)り】🔗🔉

さし-あたり [0] 【差し当(た)り】 ■一■ (副) ただ今のところ。目下。いま。さしあたって。「―困らないがあとはどうなるか」 ■二■ (名) さしさわり。支障。「女は…其なかで―のない様に暮らすのを/野分(漱石)」

大辞林 ページ 144935