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さ・し 【狭し】 (形ク)🔗🔉

さ・し 【狭し】 (形ク) せまい。「天地は広しといへど我がためは―・くやなりぬる/万葉 892」

さし 【止し】 (接尾)🔗🔉

さし 【止し】 (接尾) 〔接尾語「さす」の連用形から〕 動詞の連用形に付いて,その動作を途中で止めること,また,その動作が中止の状態になっていることを表す。…かけ。「読み―の本」「タバコの吸い―」 →ざし(接尾)

さじ [1][2] 【匙】🔗🔉

さじ [1][2] 【匙】 〔「茶匙」の字音から〕 流動体や粉末状のものをすくいとる器具。頭部が皿のようになっており,これに柄がついているもの。スプーン。

――を投・げる🔗🔉

――を投・げる 〔薬を調合したりする匙を捨てる意から〕 医者が治療をあきらめる。前途の見込みがないとして物事を断念する。「専門家も―・げた難問題」

さ-じ [1] 【茶事】🔗🔉

さ-じ [1] 【茶事】 ⇒ちゃじ(茶事)

さ-じ [1] 【瑣事・些事】🔗🔉

さ-じ [1] 【瑣事・些事】 取るに足らないわずかばかりのこと。小事。「―にとらわれる」「―にこだわる」

ざ-し [1] 【座視・坐視】 (名)スル🔗🔉

ざ-し [1] 【座視・坐視】 (名)スル そばで黙って見ていて手出しをしないこと。傍観。「―するに忍びない」

ざし 【差し・指し】 (接尾)🔗🔉

ざし 【差し・指し】 (接尾) 〔動詞「さす」の連用形から〕 名詞に付いて,その物の姿や様子などを表す。「まな―」「おも―」 →さし(差・指)

ざ-じ [1] 【座次】🔗🔉

ざ-じ [1] 【座次】 座の順序。席次。

さし-あい ―アヒ [0] 【差(し)合い・指(し)合い】 (名・形動)🔗🔉

さし-あい ―アヒ [0] 【差(し)合い・指(し)合い】 (名・形動) (1)さしつかえ。さしさわり。 (2)あたりさわり。「へえー,と細君が―のない返事をする/吾輩は猫である(漱石)」 (3)連歌・俳諧で,一巻の中に類似の言葉や事物が規定以上に近づくのを嫌うこと。また,それを禁ずる規定(去り嫌い),規定された事項(嫌い物)をもいう。 →去り嫌い (4)人の前でしてはならないことや,言ってはならないこと。望ましくないこと。また,そのさま。遠慮。「悪口も―あれば喧嘩の種なり/仮名草子・浮世物語」「お堀端でみかけたが―なつれであつたから/洒落本・角鶏卵」 (5)一人の遊女に同時に二人の客が来合わせること。「女郎―,名代廻り部屋/洒落本・遊子方言」 (6)二人で力を合わせて行うこと。「二人で―にかつぐ/野菊之墓(左千夫)」 (7)〔女房詞〕 月のさわり。月経。

大辞林 ページ 144934