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さ-よう ―ヤウ [0] 【左様・然様】🔗🔉

さ-よう ―ヤウ [0] 【左様・然様】 ■一■ (形動)[文]ナリ 前の内容を受けて,「そのような」「そのとおりの」の意に用いる。「―なことは存じません」「―なる人になりては,ドメニカが許には居られぬにや/即興詩人(鴎外)」 ■二■ (感) (1)相手の話を肯定するときに用いる。そうだ。そのとおり。「―,私が致しました」 (2)物を思い出したりしたときに用いる。そうそう。そういえば。「―,あれは私が八歳の時のことでした」

――然(シカ)らば🔗🔉

――然(シカ)らば 〔「さよう」と受けて,「しからば」と切り出す,武士などが挨拶(アイサツ)に用いた言葉から〕 そうであるならば。それならば。「―顔を洗つて出直しませうかな/吾輩は猫である(漱石)」

さよう-なら ―ヤウ― 【左様なら】🔗🔉

さよう-なら ―ヤウ― 【左様なら】 〔「さようならば」の意〕 ■一■ [4][5] (感) 別れるときの挨拶(アイサツ)の言葉。さよなら。 ■二■ [4] (接続) それなら。「―のちに来ませず/滑稽本・膝栗毛 4」

さよ-かぐら [3] 【小夜神楽】🔗🔉

さよ-かぐら [3] 【小夜神楽】 巫女(ミコ)が夜,奏する神楽。

さよ-きょく [2] 【小夜曲】🔗🔉

さよ-きょく [2] 【小夜曲】 セレナード。

さ-よく [1] 【左翼】🔗🔉

さ-よく [1] 【左翼】 (1)鳥・飛行機などの左側のはね・つばさ。 (2)左右に広がっているものの左側の部分。「敵陣の―を攻撃する」 (3)〔フランス革命時,国民公会で急進派のジャコバン派が議長席から見て左側に座ったことから〕 急進的・革命的な政治勢力や人物。ことに,社会主義的または共産主義的傾向の人や団体。 (4)野球で,本塁から見て外野の左側の部分。また,そこを守る選手。レフト。 ⇔右翼

さよく-しょうにびょう ―セウニビヤウ [1]-[0] 【左翼小児病】🔗🔉

さよく-しょうにびょう ―セウニビヤウ [1]-[0] 【左翼小児病】 〔レーニンの著「共産主義における左翼小児病」から出た言葉〕 現実の客観情勢を無視して,物事を観念的・公式的に判断し,過激な言辞・行動をとる傾向。

さ-よく [0] 【砂浴】🔗🔉

さ-よく [0] 【砂浴】 (1)砂を用いて間接に加熱すること,またはその装置。実験室では鉄製の皿に乾燥した砂を盛り,その上に物をのせて加熱する。熱の伝導が緩慢化・均一化されて,突沸や破損を防ぐことができる。 (2)砂風呂のこと。 (3)鳥類が,羽虫などを取り除くため,砂を掘って羽をすりつけたり,砂を浴びたりすること。すなあび。

大辞林 ページ 145095