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さん-こう [0][1] 【三公】🔗🔉

さん-こう [0][1] 【三公】 (1)中国の官制で,臣下として最高位にある三つの官職。周は太師・太傅(タイフ)・太保を,前漢は丞相(大司徒)・太尉(大司馬)・御史大夫(大司空)を,後漢から唐までは多く太尉・司徒・司空を置いたが,次第に空名化した。三槐(サンカイ)。 (2)日本で,太政大臣・左大臣・右大臣,または左大臣・右大臣・内大臣の総称。

さんこう-きゅうけい ―キウ― [0] 【三公九卿】🔗🔉

さんこう-きゅうけい ―キウ― [0] 【三公九卿】 三公と九卿。「山門より供奉して出でられたる―纔(ワズカ)に死罪一等を宥(ナダ)められたれども/太平記 17」

さん-こう ―クワウ [0] 【三光】🔗🔉

さん-こう ―クワウ [0] 【三光】 (1)太陽・月・星のこと。 (2)「三光鳥」に同じ。また,飼い鶯(ウグイス)。 (3)茶道で,水指(ミズサシ)の前に置いた茶入れ・茶碗(チヤワン)の姿。

さんこう-せいさく ―クワウ― [5] 【三光政策】🔗🔉

さんこう-せいさく ―クワウ― [5] 【三光政策】 日中戦争中,日本軍の残虐な戦術に対する中国側の呼称。三光とは殺光(殺しつくすこと)・搶光(略奪しつくすこと)・焼光(焼き払うこと)のこと。

さんこう-ちょう ―クワウテウ [0] 【三光鳥】🔗🔉

さんこう-ちょう ―クワウテウ [0] 【三光鳥】 スズメ目カササギヒタキ科の小鳥。スズメ大だが,雄の尾羽が著しく長く30センチメートルを超える。頭は黒色,背は赤紫色で腹は白く,目の周りに水色の縁取りがある。日本では夏鳥として本州以南の暗い林で繁殖し,冬は東南アジアに渡る。鳴き声が「ツキヒホシ(月日星)」と聞きなしたことから,この名がある。

さんこう-てん ―クワウ― [3] 【三光天】🔗🔉

さんこう-てん ―クワウ― [3] 【三光天】 「三光天子」に同じ。「―を拝むとて/浄瑠璃・大経師(中)」

さんこう-てんし ―クワウ― [5] 【三光天子】🔗🔉

さんこう-てんし ―クワウ― [5] 【三光天子】 日天子・月天子・明星天子の総称。

さんこう-とりい ―クワウ― [5] 【三光鳥居】🔗🔉

さんこう-とりい ―クワウ― [5] 【三光鳥居】 ⇒三輪鳥居(ミワドリイ)

さんこう-の-びょう ―クワウ―ビヤウ 【三光の鋲】🔗🔉

さんこう-の-びょう ―クワウ―ビヤウ 【三光の鋲】 兜(カブト)の目庇(マビサシ)を鉢に取り付けるために打った三個の鋲。

大辞林 ページ 145193