複数辞典一括検索+

し [1] 【死】🔗🔉

[1] 【死】 (1)死ぬこと。生物の生命活動が終止すること。宗教的には彼岸に赴くことをいい,魂の更生ないしは転生を意味する。 ⇔生 「父の―」「―に臨む」「―に瀕(ヒン)す」 (2)死罪。

――一等(イツトウ)を減・ずる🔗🔉

――一等(イツトウ)を減・ずる 死罪になるはずのところを,減刑して死罪の次の刑とする。

――は或(アルイ)は泰山(タイザン)より重く、或は鴻毛(コウモウ)より軽し🔗🔉

――は或(アルイ)は泰山(タイザン)より重く、或は鴻毛(コウモウ)より軽し 〔司馬遷「報任安書」〕 死はある時は重んずべく,ある時は軽んずべく,その価値は義にかなっているかどうかによって決すべきである。

――を軽(カロ)く・す🔗🔉

――を軽(カロ)く・す 死を恐れず事に当たる。死を軽んずる。

――を決・する🔗🔉

――を決・する 死ぬ覚悟をする。「―・して事に当たる」

――を鴻毛(コウモウ)の軽きに比す🔗🔉

――を鴻毛(コウモウ)の軽きに比す 〔「鴻毛」は鴻(オオトリ)の羽毛で,きわめて軽いもののたとえ〕 (国家や君主のために)身をささげていさぎよく死ぬことは少しも惜しくない。命は鴻毛よりも軽し。

――を賜(タマワ)・る🔗🔉

――を賜(タマワ)・る 自殺を命ぜられる。

――を賭(ト)・す🔗🔉

――を賭(ト)・す 命を投げ出して事に当たる。

――を視(ミ)ること帰するが如し🔗🔉

――を視(ミ)ること帰するが如し 〔大戴礼(曾子制言上)〕 死ぬことを我が家に帰るように思う。従容として死を恐れぬ。

し [1] 【糸】🔗🔉

[1] 【糸】 (1)いと。 (2)数の単位。一万分の一。 (3)歩合の単位。割の一万分の一。

し [1] 【志】🔗🔉

[1] 【志】 (1)紀伝体の史書で,天文・地理・礼楽などを記述した部分。 (2)律令制で,衛府の主典(サカン)。

し [1] 【私】🔗🔉

[1] 【私】 自分個人に関すること。わたくし。「公と―と」

し [1] 【使】🔗🔉

[1] 【使】 (1)つかい。使者。 (2)「検非違使(ケビイシ)」の略。 (3)〔仏〕 煩悩(ボンノウ)の異名。煩悩が人間を迷いの世界に流転させることからいう。

し [1] 【刺】🔗🔉

[1] 【刺】 名刺。

――を通・ずる🔗🔉

――を通・ずる 名刺を出して面会を求める。「唖々子の名を借りて―・ずる/日乗(荷風)」

大辞林 ページ 145328