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しげ-どう [2] 【重籐・滋籐・繁籐】🔗🔉

しげ-どう [2] 【重籐・滋籐・繁籐】 弓の束(ツカ)を籐で密に巻いたもの。籐の巻き方や位置などによって村重籐・塗籠(ヌリゴメ)籐・追重籐・白重籐などの種類がある。 重籐 [図]

しげ-な・い (形)🔗🔉

しげ-な・い (形) 〔中世・近世語〕 つまらない。よくない。「―・い戯れはせぬ事ぢや/狂言・若菜」

じげ-にん ヂゲ― [0] 【地下人】🔗🔉

じげ-にん ヂゲ― [0] 【地下人】 (1)「地下(ジゲ){(1)}」に同じ。 (2)「地下(ジゲ){(2)}」に同じ。「見物の者と云は洛中の―,商買の輩共なり/太平記 27」 (3)「地下(ジゲ){(3)}」に同じ。「和仁・堅田の―共をさしそへて五千余人/太平記 17」

しげ-の 【繁野】🔗🔉

しげ-の 【繁野】 草木の茂った野。「馬並めてみ狩そ立たす春の―に/万葉 926」

しげの 【重野】🔗🔉

しげの 【重野】 姓氏の一。

しげの-やすつぐ 【重野安繹】🔗🔉

しげの-やすつぐ 【重野安繹】 (1827-1910) 歴史学者。旧薩摩藩士。昌平黌(シヨウヘイコウ)に学ぶ。修史局に入り,修史事業に当たる。東大に国史科を設置。実証主義に基づく史学の基礎を築く。主著「国史眼」「国史綜覧稿」

しげの 【滋野】🔗🔉

しげの 【滋野】 姓氏の一。

しげの-の-さだぬし 【滋野貞主】🔗🔉

しげの-の-さだぬし 【滋野貞主】 (785-852) 平安初期の漢学者。大内記・東宮学士などを歴任,参議に至る。「秘府略」および「経国集」の編纂(ヘンサン)に参加。

しげのい シゲノ 【滋野井・重の井】🔗🔉

しげのい シゲノ 【滋野井・重の井】 近松門左衛門作「丹波与作待夜の小室節」,また「恋女房染分手綱(ソメワケタヅナ)」をはじめとするその改作の登場人物。自然生(ジネンジヨ)の三吉の母。

しげのい-こわかれ シゲノ― 【重の井子別れ】🔗🔉

しげのい-こわかれ シゲノ― 【重の井子別れ】 人形浄瑠璃「恋女房染分手綱」十段目の通称。主家への義理と生みの子三吉への愛情との板ばさみとなった重の井の苦衷,悲しみを描く。

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