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――の釜(カマ)の蓋(フタ)もあく🔗🔉

――の釜(カマ)の蓋(フタ)もあく 盆と正月の一六日は地獄の鬼でさえも罪人を責めるのをやめて休息するそうだから,この世でも仕事をやめて休むのが当然であるの意。 →賽日(サイニチ) →藪入(ヤブイ)り

――の沙汰(サタ)も金次第(カネシダイ)🔗🔉

――の沙汰(サタ)も金次第(カネシダイ) 閻魔(エンマ)の裁きも金の力で自由になるというほどだから,金さえあればこの世では何でもできる意。

――は壁一重(カベヒトエ)🔗🔉

――は壁一重(カベヒトエ) 〔壁一つ隔てた隣は地獄である意〕 人間,一歩踏み誤ればたちまち悪の道へ陥る。

――も住み家🔗🔉

――も住み家 「住(ス)めば都(ミヤコ)」に同じ。

じごく-あみ ヂ― [3][0] 【地獄網】🔗🔉

じごく-あみ ヂ― [3][0] 【地獄網】 漁網の一。地曳(ビ)き網の類。

じごく-え ヂ― [3] 【地獄絵】🔗🔉

じごく-え ヂ― [3] 【地獄絵】 ⇒地獄変相(ジゴクヘンソウ)

じごく-おとし ヂ― [4] 【地獄落(と)し】🔗🔉

じごく-おとし ヂ― [4] 【地獄落(と)し】 ネズミ取りの一種。ネズミが餌(エサ)に食いつくと,上から重い板が落ちてきて打ち殺す仕掛け。

じごく-ごくらく ヂ― [0] 【地獄極楽】🔗🔉

じごく-ごくらく ヂ― [0] 【地獄極楽】 地獄と極楽を,からくり仕掛けで見せる見世物。縁日などに,僧形の説明者が行なった。昭和初年まであった。

じごく-ず ヂ―ヅ [3] 【地獄図】🔗🔉

じごく-ず ヂ―ヅ [3] 【地獄図】 この世で見聞きする,地獄のようにひどいありさま。地獄絵図。

じごく-ぞうし ヂ―ザウ― [4] 【地獄草紙】🔗🔉

じごく-ぞうし ヂ―ザウ― [4] 【地獄草紙】 平安末期から鎌倉初期の六道思想を反映し,地獄の恐ろしさの種々相を描いた絵巻物。大和絵で,人々の教化用に描かれた。現在,国宝指定の二種と断簡が伝わる。

じごく-どう ヂ―ダウ [3] 【地獄道】🔗🔉

じごく-どう ヂ―ダウ [3] 【地獄道】 〔仏〕 六道・三悪道の一。地獄。

じごく-の-かまのふた ヂ― 【地獄の釜の蓋】🔗🔉

じごく-の-かまのふた ヂ― 【地獄の釜の蓋】 植物キランソウの別名。

じごく-ばら ヂ― [0] 【地獄腹】🔗🔉

じごく-ばら ヂ― [0] 【地獄腹】 女の子ばかりを生む女性。

じごく-へん ヂ― [3] 【地獄変】🔗🔉

じごく-へん ヂ― [3] 【地獄変】 (1)「地獄変相」の略。 (2)書名(別項参照)。

大辞林 ページ 145525