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したし・い [3] 【親しい】 (形)[文]シク した・し🔗🔉

したし・い [3] 【親しい】 (形)[文]シク した・し (1)心が通じている。仲がよい。親密である。「―・い友人」「―・い関係」 (2)いつも接していて,なじみがある。「耳目に―・い」 (3)近い関係にある。血縁関係のない,近親の間柄をいう。「―・い縁者」「かやうに―・しくなつて候へば申す/平家 2」 (4)(身分の高い人が)直接行うさま。 →したしく [派生] ――げ(形動)――さ(名)

親しき中(ナカ)にも礼儀(レイギ)あり🔗🔉

親しき中(ナカ)にも礼儀(レイギ)あり 親密すぎて節度を超えればかえって不和のもととなるから,親しい間柄でも礼儀だけは守るようにせよ。親しき中に垣をせよ。

した-じき [0] 【下敷(き)】🔗🔉

した-じき [0] 【下敷(き)】 (1)物の下に敷くもの。「花瓶の―」 (2)物の下に敷かれること。「倒れた木の―になる」 (3)創作・学説などのもととなったもの。「今昔物語を―にした小説」 (4)紙に鉛筆などで書くとき,紙の下に入れる薄い板。また,習字などに用いる,字配りの目安を書いた敷物。

したしく [2][3] 【親しく】 (副)🔗🔉

したしく [2][3] 【親しく】 (副) 〔形容詞「したしい」の連用形から〕 身分の高い人が,自分で直接行うさま。みずから。「―お手植えになった松」「―お言葉を賜る」

した-しごと [3] 【下仕事】🔗🔉

した-しごと [3] 【下仕事】 (1)ある仕事をするための下準備。下ごしらえ。 (2)「下請(シタウ)け」に同じ。

した-じころ [3] 【下錏】🔗🔉

した-じころ [3] 【下錏】 当世具足の兜(カブト)のうち,二重に錏があるものの下の方の錏。

した-じた [2] 【下下】🔗🔉

した-じた [2] 【下下】 ■一■ (名) (1)上(カミ)に対して一般の人。身分の低い人々。下方(シタカタ)。しもじも。「―の難儀」 (2)部下の者ども。配下。「世間へ沙汰することなかれと,―の口を閉ぢて/浮世草子・永代蔵 1」 ■二■ (副) へりくだるさま。「何所までも悪丁寧に―と出て/南小泉村(青果)」

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