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すく-すく [2][1] (副)🔗🔉

すく-すく [2][1] (副) 元気よく成長するさま。樹木などが勢いよく伸びるさま。また,高くまっすぐ伸びているさま。「子供が―(と)育つ」「竹が―(と)大きくなる」「繋船(カカリブネ)の帆柱が―と/歌行灯(鏡花)」

すくすく・し (形シク)🔗🔉

すくすく・し (形シク) 飾り気なく率直である。ぶっきらぼうである。「(意見ヲ)いと,―・しう申し給へば/源氏(竹河)」

すく-せ [2][0] 【宿世】🔗🔉

すく-せ [2][0] 【宿世】 〔「しゅくせ」「すぐせ」とも〕 (1)(仏教の三世観を基礎とした考え方で)前の世。ぜんせ。 (2)前世からの因縁。宿縁。宿命。「我が―のがれざりけるを/宇津保(俊蔭)」

――拙(ツタナ)・し🔗🔉

――拙(ツタナ)・し 宿縁がよくない。「―・くかなしきこと,この男にほだされて/伊勢 65」

すくせ-むすび [4] 【宿世結び】🔗🔉

すくせ-むすび [4] 【宿世結び】 「縁結び{(2)}」に同じ。

すくせ-やき [0] 【宿世焼(き)】🔗🔉

すくせ-やき [0] 【宿世焼(き)】 餅を焼いて,そのふくれ具合で縁結びを占う遊び。

すぐ-せ 【過ぐ世】🔗🔉

すぐ-せ 【過ぐ世】 「すくせ(宿世)」を過去の世と考えてできた語。「夫の刃にかかる事―にふかく結びけん,縁(エニ)しこそ喜しけれ/読本・弓張月(続)」

ずく-せん ヅク― [0] 【銑銭】🔗🔉

ずく-せん ヅク― [0] 【銑銭】 寛永通宝の一種。銑鉄(センテツ)で製した悪質の銭(ゼニ)。鍋銭(ナベセン)。ずくぜに。

すぐ-だち [0] 【直立ち】🔗🔉

すぐ-だち [0] 【直立ち】 まっすぐに立っていること。ちょくりつ。

大辞林 ページ 147262