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涼しき方(カタ)🔗🔉

涼しき方(カタ) 極楽浄土。「いかなる所におはしますらむ。さりとも,―にぞと思ひやり奉るを/源氏(総角)」

涼しき道🔗🔉

涼しき道 極楽浄土へ行く道。「世に心とどめ給はねば…―にも,おもむき給ひぬべきを/源氏(椎本)」

すずしさまねく-たま 【涼しさ招く玉】🔗🔉

すずしさまねく-たま 【涼しさ招く玉】 〔昔,中国で燕の昭王の持っていた玉が,涼味を招来したという故事から〕 そばに置けば涼しさを招くという玉。「月宿る岩井の水を結ぶ手に―ぞこぼれる/夫木 9」

すずし・む 【涼しむ・清しむ】 (動マ下二)🔗🔉

すずし・む 【涼しむ・清しむ】 (動マ下二) (1)涼しくする。「夏の極めて暑き折には,枕や座を扇いで―・めて/御伽草子・二十四孝」 (2)清める。神や人の心を慰め静める。「夜の鼓の拍子を揃へて,―・め給へ/謡曲・高砂」「心ヲ―・ムル/日葡」

すずしめ 【清しめ】🔗🔉

すずしめ 【清しめ】 神慮を鎮(シズ)めること。また,そのための神楽(カグラ)など。「灯火もなく,―の声も聞こえず/謡曲・蟻通」

すず-しろ 【🔗🔉

すず-しろ】 髪を頭頂部だけに残した子供の髪形。[和名抄]

すず-しろ [0] 【蘿蔔・清白】🔗🔉

すず-しろ [0] 【蘿蔔・清白】 ダイコンの異名。春の七草の一。

すずしろ-そう ―サウ [0] 【蘿蔔草】🔗🔉

すずしろ-そう ―サウ [0] 【蘿蔔草】 アブラナ科の多年草。暖地の山地に自生。茎は高さ約15センチメートル。根葉は叢生(ソウセイ)し,長楕円形。四,五月,頂にダイコンの花に似た白色四弁花を総状につける。

すず-だいこ [3] 【鈴太鼓】🔗🔉

すず-だいこ [3] 【鈴太鼓】 日本舞踊の小道具。中が空洞で鈴を入れてある小型の太鼓。振り鼓(ツヅミ)。

大辞林 ページ 147309