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すり-よ・る [3][0] 【擦(り)寄る・摩り寄る】 (動ラ五[四])🔗🔉

すり-よ・る [3][0] 【擦(り)寄る・摩り寄る】 (動ラ五[四]) (1)体が触れるほどに近寄る。「猫が―・ってくる」 (2)膝頭(ヒザガシラ)でにじりよる。「―・って耳打ちをする」

スリラー [1][2] thriller🔗🔉

スリラー [1][2] thriller 小説・映画・演劇などで,読者や観客を恐怖でどきどきさせたり,ぞっとさせたりする要素に満ちた作品。

スリランカ Sri Lanka🔗🔉

スリランカ Sri Lanka インド半島の南方,セイロン島を領土とする民主社会主義共和国。1948年イギリスから独立。旧称セイロン。茶・ゴム・宝石を産出。南方仏教の中心地。住民は仏教徒のシンハラ人が四分の三を占め,他にヒンズー教徒のタミル人(同国の北部に居住)がいる。主要言語はシンハラ語・タミル語・英語。首都はスリジャヤワルダナプラコッテ。面積6万5千平方キロメートル。人口一七四一万(1992)。正称,スリランカ民主社会主義共和国。

スリリング [2][1] thrilling (形動)🔗🔉

スリリング [2][1] thrilling (形動) 恐怖や興奮でぞくぞくするさま。スリルがあるさま。「―な場面」「―な一瞬」

スリル [1] thrill🔗🔉

スリル [1] thrill 恐怖や興奮でぞくぞくしたり,はらはらしたりするような緊張感。戦慄。「―満点」「―を味わう」

する [0] 【為る】 (動サ変)[文]サ変 す🔗🔉

する [0] 【為る】 (動サ変)[文]サ変 す (「…(を)する」の形で) (1)(動作性の名詞を受けて)ある動作・行為を行う。多くの場合,その名詞を語幹とするサ変動詞も存在する。「勉強を〈する〉」「サインを〈する〉」「不審な動きを〈する〉」「電話を〈する〉」「こら,何を〈する〉んだ」「自分だけ楽を〈する〉」 (2)ある一時期,ある職務・ポストにつく。「昔,高校の教師を〈し〉ていたとき」 (3)(「(…に)…をする」の形で)装身具などを身につける。「鉢巻を〈する〉」「いつもネクタイを〈し〉ている」 (4)人や物がある形・色・性質である。また,人がある服装・顔の形・表情である。「こわい顔を〈し〉てにらむ」「青い目を〈し〉た女の子」「立派な体格を〈し〉ている」「いい腕を〈し〉ている職人」 (5)動詞の連用形に付いて,いったん名詞化されたものを再び動詞化する。多くは古語で打ち消し表現に用いられた。「恋〈する〉」「尽き〈せ〉ぬ思い」「絶え〈せ〉ず」 (「…を…にする」「…を…とする」の形で) (1)ある人をある身分にする。あるポストにつける。あるものに育て上げる。「息子を医者に〈する〉」「犬を友と〈し〉て暮らす」「孫を相手に〈し〉て遊ぶ」 (2)ある物をある用途に使う。「腕を枕に〈し〉て寝る」「釣った鮎(アユ)をさかなに〈し〉て酒を飲む」 (3)ある物を…に変化させる。「小切手を現金に〈する〉」「大豆を臼でひいて粉に〈する〉」 (4)…を…と見なす,考える。…扱いする。「あの話はなかったことに〈し〉て下さい」「ひとをばかに〈する〉にもほどがある」 (5)自分で…を…と思う,感じる。「遠足を楽しみに〈し〉ている」「僕は君を頼りに〈し〉ているんだよ」 (形容詞・形容動詞の連用形に付いて)その状態にならせる。その状態を出現させる。「髪を長く〈する〉」「これまでの経緯を明らかに〈する〉」「静かに〈し〉なさい」 決める。 (1)(「…ことにする」「…こととする」の形で動詞・助動詞を受けて)…することを決意する。…することに決める。「私も一緒に行くことに〈し〉た」「本契約の定めに従うことと〈する〉」 (2)(「…にする」の形で名詞・代名詞を受けて)選び出して…と決める。「朝食はパンに〈する〉か御飯に〈する〉か決めて下さい」「どちらに〈し〉ますか」 (3)(動詞の終止形を「と」で受けて,また,名詞を「と」「に」で受けて,「…とする」「…にする」の形で)それまでの動作を打ち切って新たな動作にとりかかる。「そろそろ寝ると〈する〉か」「お昼だからご飯に〈し〉ましょう」 (4)(「…とする」の形で状態性の名詞を受けて)…であると判定する。決定する。「一審の判決では有罪と〈さ〉れた」「この法案を是(ゼ)と〈する〉者の割合は…」 (5)(「…とする」の形で,文語形容詞の終止形を受けて)自分で…であると思う。「原案を良しと〈する〉者が多数を占めた」「職にとどまることを潔しと〈せ〉ず」「解散のおそれなしと〈し〉ない」 (6)(「…とすれば」「…にしては」の形で)…であると仮定する。…と一応決める。「いま生きていると〈すれ〉ば三〇歳になる」「小学生に〈し〉ては背が高い」 (7)(「…ものとする」の形で動詞・助動詞を受けて)法律・規則の文章で,…と決める。定める。「月謝は月末までに納めるものと〈する〉」「委員の任期は二年と〈する〉」 (8)(「…とすれば」「…にしては」「…としては」「…としても」「…としての」などの形で)その人の立場から考えると。「彼女と〈すれ〉ばそう考えるのも無理はない」「私と〈し〉ても言い分はある」「彼の小説に〈し〉ては短い方だ」「重役と〈し〉ての仕事」 (9)(「…としたことが」の形で)あの有能な…が不覚にも。「おれと〈し〉たことが,こんな失敗をしでかすとは」 (10)(「…うとする」「…ようとする」の形で動詞・助動詞の未然形を受けて)(ア)ある動作にとりかかる。「出かけようと〈し〉たら雨が降ってきた」(イ)ある事柄が行われる所である。ある出来事が始まりかかっている。「夕陽がまさに沈もうと〈し〉ていた」「船はまさに岸壁を離れようと〈し〉ていた」 (「…がする」の形で名詞を受けて)ある現象・感じが知覚されるとき,受け手の立場からではなく,そのもととなった現象を中心に表現する言い方。「玄関で人の声が〈する〉」「良い香りの〈する〉花」「変な味が〈する〉」「頭痛が〈する〉」「ほめられれば悪い気は〈し〉ない」 (事物の状態などを表す副詞を受けてそれを述語化する)そのような状態である。「あっさり(と)〈し〉た味」「疲れてぐったり(と)〈する〉」「ゆっくり〈し〉ていって下さい」「いつも堂々と〈し〉ている」「それを見てぞっと〈し〉た」 数量を表す語に付く。 (1)(時間を表す語に付いて)ある時刻を起点にして,その時間が経過する。たつ。「雨は一時間(も)〈すれ〉ばやむだろう」「買って一年(も)〈し〉ないのにもう壊れた」 (2)(価格を表す語に付いて)買い手の立場から,その値段である。あまり安くない場合にいうことが多い。「四〇万円も〈する〉高級カメラ」「これいくら〈し〉たの」 (3)(人数を表す語に「…して」の形で付いて)その人数で一緒にある動作をすることを表す。「二人〈し〉て出かける」「家族みんな〈し〉て働く」 「…(と)して」「…(と)すると」「…(と)すれば」「…(と)したら」などの形で,副詞を述語化して用いる。「依然と〈し〉て」「もしか〈する〉と」「もしか〈し〉たら」「ひょっと〈し〉て」「ひょっと〈する〉と」「ひょっと〈し〉たら」「ややも〈する〉と」「とも〈する〉と」「とも〈すれ〉ば」「頑と〈し〉て口を割らない」「鹿児島でも時と〈し〉て雪が降る」 (補助動詞) (1)(動詞の連用形に助詞「は」「も」「でも」「さえ」「こそ」などを伴ったものに付いて)その動詞の意味,またはその動詞の打ち消しの意味を強める。「出かけは〈し〉たが」「見も〈し〉ない」「知りも〈し〉ないことを言うな」「笑いでも〈し〉たら」「乗りさえ〈すれ〉ば」 (2)(動詞の連用形を重ねたもの,あるいは動詞に並列を表す「なり」「たり」「も」「か」「し」「つ」などを添えたものに付いて)叙述を助ける働きをする。「鉛筆の芯(シン)を削り削り〈し〉て細字を書く」「見聞き〈し〉たこと」「ここで寝起き〈し〉ている」「打つなりたたくなり〈し〉てくれ」「書いたり消したり〈する〉」「日によって静かだったりうるさかったり〈する〉」「逃げも隠れも〈し〉ない」「材質が粗悪だか薄いか〈し〉て穴があく」「腹はへるし風は冷たいし〈する〉から…」「抜きつ抜かれつ〈する〉」 (3)(上に「お」を添えた動詞の連用形,あるいは,上に「御」を添えた動作を表す漢語に付いて)謙譲の意を表す。「先生をお呼び〈する〉」「お荷物をお持ち〈し〉ましょう」「のちほど係の者が御案内〈し〉ます」「お客様を御招待〈する〉」 〔(1)「する」の活用は,口語では「し・せ・さ,し,する,する,すれ,しろ」,文語では「せ,し,す,する,すれ,せよ」。(2)各活用形のうち,口語の未然形は,「し」には助動詞「ない」「よう」が,「せ」には助動詞「ず」「ぬ」(打ち消し)が,「さ」には「れる」「せる」がそれぞれ接続する。→させる・される。(3)命令形は,古くから「せよ」が用いられ,現代でも文章語的な言い方としては用いられることがある。一方,中世後期から「せい」が用いられるようになり,近世江戸語以降は「しろ」が用いられるようになった。(4)文語の場合,過去の助動詞「き」の接続は変則的で,終止形「き」には連用形「し」から,連体形「し」および已然形「しか」には未然形「せ」から続く。すなわち,「しき」「せし」「せしか」となる。(5)「する」は,他の語と合して,いろいろの複合動詞をつくる。(ア)うわさする・びっくりする・おともする。(イ)勉強する・運動する・練習する・研究する。(ウ)リードする・スケッチする・ノックする。(エ)重んずる・軽んずる・先んずる。(オ)察する・達する・決する。(カ)感ずる・信ずる・論ずる・生ずる・通ずる。(キ)愛する・熟する・服する・訳する・略する。これらのうち,(エ)と(カ)の諸動詞は,すべて「ずる」となるから,ザ行変格活用ということになる。文語の場合もほぼ同様である。(6)現代語では,(5)にあげたようなサ変の複合動詞のうちには,サ行(ザ行)変格以外の他の活用として用いられるものもある。すなわち,(5)の(エ)(オ)(カ)の諸動詞は上一段活用としても用いられる。例えば,「重んじる・先んじる,察しる・達しる,感じる・信じる・論じる・生じる・通じる」など。また,(キ)の諸動詞は五段活用としても用いられる。例えば,「愛す・熟す・服す・訳す・略す」など〕

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