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せいりょう-じ セイリヤウ― 【清涼寺】🔗🔉

せいりょう-じ セイリヤウ― 【清涼寺】 京都市右京区嵯峨にある浄土宗の寺。山号は五台山。然(チヨウネン)の弟子盛算が棲霞寺内の釈迦堂を清涼寺と号し,然が宋から持ち帰った釈迦像を安置したことに始まる。通称,釈迦堂。しょうりょうじ。

せいりょうじ-しゃかぞう セイリヤウ―ザウ 【清涼寺釈迦像】🔗🔉

せいりょうじ-しゃかぞう セイリヤウ―ザウ 【清涼寺釈迦像】 清涼寺の本尊。然(チヨウネン)が宋で,インドの優填王(ウデンノウ)が作らせたという釈迦像を模刻させ,持ち帰ったもの。インドのグプタ朝の作風に似る。鎌倉時代清涼寺式釈迦像として盛んに模刻された。

せいりょう-でん セイリヤウ― 【清涼殿】🔗🔉

せいりょう-でん セイリヤウ― 【清涼殿】 平安京内裏の殿舎の一。紫宸殿(シシンデン)の北西にあり,東向きで,九間二間の母屋(モヤ)の周囲に廂(ヒサシ),さらに東側には孫廂を出した入母屋(イリモヤ)造りの建物。天皇の日常の居所で,四方拝・小朝拝・叙位・除目(ジモク)・官奏などの公事も行われた。母屋の南五間が昼(ヒ)の御座(オマシ),北側が夜の御殿(オトド),南廂が殿上(テンジヨウ)の間となる。近世初期の内裏造営後,清涼殿は儀式専用となった。せいろうでん。 清涼殿=1 [図] 清涼殿=2 [図] 清涼殿=3 [図] 清涼殿=4 [図]

せい-りょく [1] 【勢力】🔗🔉

せい-りょく [1] 【勢力】 〔古くは「せいりき」とも〕 他を押さえつける力。いきおいとちから。威力。「―を伸ばす」「―をふるう」

――を張・る🔗🔉

――を張・る 勢力をもつ。「関東一円に―・る」

せいりょく-か [0] 【勢力家】🔗🔉

せいりょく-か [0] 【勢力家】 勢力のある人。

せいりょく-きんこう ―カウ [1]-[0] 【勢力均衡】🔗🔉

せいりょく-きんこう ―カウ [1]-[0] 【勢力均衡】 相互の勢力の力関係が釣り合った状態にあること。特に国家間で,同盟などの関係を結ぶことにより一つの勢力の強化を抑え互いに牽制(ケンセイ)し合うことによって国際平和を維持すること。バランス-オブ-パワー。

大辞林 ページ 147662