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セル [1]🔗🔉

セル [1] 〔セルジの略。セルジを「セル地」と解して「地」を略したもの〕 平織り薄手の毛織物。本来は梳毛(ソモウ)糸を原料とするが,絹・人絹などの交織もある。合着用和服地。[季]夏。《―を着て病ありとも見えぬかな/虚子》

セル [1] cell🔗🔉

セル [1] cell (1)細胞。 (2)セルロイド。 (3)セルモーター。 (4)コンピューターの表計算ソフトの集計の単位。縦横の罫線で区切られた枡目になる。

せ・る [1] 【迫る】 (動ラ五[四])🔗🔉

せ・る [1] 【迫る】 (動ラ五[四]) (1)少しずつ,上方・前方へ移動する。「―・り上がる」「―・り出す」 (2)催促する。急がせる。「五兵衛行つて―・つてくれ/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」

せ・る [1] 【競る・糶る】 (動ラ五[四])🔗🔉

せ・る [1] 【競る・糶る】 (動ラ五[四]) (1)互いに相手に勝とうとして,あらそう。きそう。《競》「ゴール前で激しく―・る」 (2)競り売りにおいて,買い手がきそって高い値をつける。また,競り売りをする。「―・り落とす」 (3)商品を持ち歩いて売る。行商する。「首売らう,と―・つて歩行(アルク)を呼び込み/咄本・楽牽頭」

せる (助動)(せ・せ・せる・せる・せれ・せろ(せよ))🔗🔉

せる (助動)(せ・せ・せる・せる・せれ・せろ(せよ)) 〔助動詞「す」の下一段化したもの〕 五段およびサ行変格活用の動詞の未然形に接続する。 (1)使役の意を表す。(ア)誰かに対して動作をしかけるようにほかに仕向ける。「母親が姉に騒ぎ回る弟たちを叱ら〈せる〉」(イ)動作をするように,誰かに仕向ける。「監督は打者に初球を打た〈せ〉た」 (2)(自動性の動詞に付いて)他動性の動作の働き掛けを強調する。「時計の針を二〇分ほど進ま〈せる〉」 (3)動作の放任・許容の意味を表す。「もうしばらく休ま〈せ〉てやれ」「一足先に行か〈せ〉てもらいます」 (4)不本意なことや迷惑なことを表す。「子供を交通事故で死な〈せる〉」「買い物に三時間もつき合わ〈せ〉られる」 (5)(「せられる」「せ給う」などの形で)動作を尊敬する意を表す。「ますます御健勝にわたら〈せ〉られる」「当山の開祖に当たら〈せ〉給うお方」 〔サ変動詞のうち,「決する」「制する」など,漢字一字の漢語と複合した類のものには,「決せさせる」「制せさせる」のように,助動詞「させる」が付く〕 →す(助動) →させる(助動)

大辞林 ページ 147841