ぜん-どう ―ダウ [0] 【善導】 （名）スル よい方へ教え導くこと。「非行少年を―する」

ぜんどう ゼンダウ 【善導】 (613-681) 中国，唐初の僧で，浄土教の大成者。道綽(ドウシヤク)の弟子。著書に「観無量寿経疏」などがあり，日本の法然・親鸞に影響を与えた。

ぜんどう-りゅう ゼンダウリウ 【善導流】 善導の広めた他力念仏宗。中国浄土教三伝の一。

ぜん-どう ―ダウ [0] 【禅堂】 （１）禅定を修するための建物。 （２）禅宗で僧堂に対し，座禅を修するための建物。

ぜん-どう ―ダウ [0] 【禅道】 （１）禅定の道。禅定の修行。 （２）禅宗。

ぜん-どう [0] 【蠕動】 （名）スル （１）ミミズなどの虫がうごめき進むこと。また，一般にうごめくこと。「蜘蛛の肢は生けるが如く―した/刺青（潤一郎）」 （２）筋肉の収縮によって生じたくびれが波のように徐々に伝播していく形の運動。高等動物では消化管壁や血管壁に見られ，内容物を下方に送るはたらきをする。ミミズのような蠕形動物では体壁に見られ，体を移動するはたらきをする。蠕動運動。 （３）ミミズなど，うごめく虫。「行―，何ぞ仏性無からむ/性霊集」

せんとう-え ― [3] 【千灯会】 多くの灯火をともし仏の供養をする法会(ホウエ)。奈良の法華寺などで行われた。

せんどう-か 【旋頭歌】 ⇒せどうか（旋頭歌）

ぜん-とうかつ [3] 【全等割】 ⇒等割(トウカツ)

せんとう-こう センタウカウ 【銭塘江】 中国，浙江省の北部を流れる河川。杭州湾に注ぐ。河口付近の海嘯(カイシヨウ)現象は有名。長さ410キロメートル。浙江。チエンタン-チアン。

ぜんとうし ゼンタウシ 【全唐詩】 中国，清の彭定求(ホウテイキユウ)らが康煕(コウキ)帝の勅命で編集した唐代詩集。九〇〇巻。1706年成立。唐代に作られた詩形式の作品をほぼ網羅する。