そぎ-そで [2][0] 【削ぎ袖】 丸みが大きく，そいだように見える形の袖。近世初期に流行。

そきだ-く （副） 非常に。はなはだしく。「―もおぎろなきかも/万葉 4360」

そぎ-だけ [2] 【削ぎ竹・殺ぎ竹】 先端を斜めにそいだ竹。

そぎ-つぎ [0] 【殺ぎ継ぎ】 継手の一種。木材の切り口を斜めに切って合わせ，釘あるいは接着剤などで止める方法。根太(ネダ)や垂木(タルキ)などに用いられる。滑り刃継ぎ。

そぎ-と・る [0][3] 【削ぎ取る・殺ぎ取る】 （動ラ五［四］） 刃物でけずりとる。「かみそりで―・る」 [可能] そぎとれる

そぎ-ぶき [0] 【削ぎ葺き】 削ぎ板で屋根を葺くこと。また，その屋根。

そぎ-み [2] 【削ぎ身】 包丁を寝かせるようにして削ぎ取った肉や魚。

そぎ-めつぎ [3] 【削ぎ芽接ぎ】 接ぎ木で，芽接ぎの一。台木の側面をけずり，芽を含む接ぎ穂を密着させて，上からしばる方法。

そぎ-や [2] 【殺ぎ屋】 売れ残り品・返品・不良品の類を安く仕入れ，特価品として露店商などに卸売する問屋。

そ-きゃく [0] 【阻却】 （名）スル さまたげること。妨害してしりぞけること。「違法性を―する」

そ-きゅう ―キウ [0] 【訴求】 （名）スル 宣伝・広告などによって買い手の欲求にはたらきかけること。「消費者に―する」

そ-きゅう ―キフ [0] 【遡及・溯及】 （名）スル （１）過去のある時点までさかのぼること。 （２）法律をその施行以前になされた行為や生じた事実にさかのぼって適用すること，または法律要件の効力をその成立以前にさかのぼらせること。さっきゅう。

そきゅう-こう ―キフカウ [2] 【遡及効】 法律の効力がその施行前にさかのぼって生ずること，または法律要件の効力がその成立前にさかのぼって生ずること。