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そぞろ-がみ 【漫ろ神】🔗🔉

そぞろ-がみ 【漫ろ神】 人の心にとりついて漫然とした気分を起こさせる神。「―の物につきて心を狂はせ/奥の細道」

そぞろ-ごころ [4] 【漫ろ心】🔗🔉

そぞろ-ごころ [4] 【漫ろ心】 そわそわして落ち着かない心。うわついた心。すずろ心。

そぞろ-ごと [0] 【漫ろ言】🔗🔉

そぞろ-ごと [0] 【漫ろ言】 とりとめのない話。くだらない話。すずろ言。

そぞろ-ごと 【漫ろ事】🔗🔉

そぞろ-ごと 【漫ろ事】 つまらないこと。大した意味のないこと。「これは―なれば,言ふにも足らず/徒然 135」

そぞろ-さむ [0] 【漫ろ寒】🔗🔉

そぞろ-さむ [0] 【漫ろ寒】 なんとなく寒さを覚えること。気持ちの上で感じる晩秋の寒さ。[季]秋。《雲二つに割れて又集る―/原石鼎》

そそろ-か (形動ナリ)🔗🔉

そそろ-か (形動ナリ) 〔「そそり立つ」などの「そそる」と同源〕 身の丈の高いこと。また,そのさま。「いと白うをかしげに,つぶつぶと肥えて―なる人の/源氏(空蝉)」

そぞろ-がま・し 【漫ろがまし】 (形シク)🔗🔉

そぞろ-がま・し 【漫ろがまし】 (形シク) いかにもそぞろなさまである。「高き木に―・しき秋蝉のこゑ/山家(秋)」

そぞろ・く 【漫ろく】 (動カ四)🔗🔉

そぞろ・く 【漫ろく】 (動カ四) そわそわする。すずろく。「兵仗を帯したる者どもも,みな―・いてぞ見えける/平家 2」

そぞろ-さむ・し 【漫ろ寒し】 (形ク)🔗🔉

そぞろ-さむ・し 【漫ろ寒し】 (形ク) (1)なんとなく寒い。「―・き夕の気色なり/源氏(葵)」 (2)(あまり美しいので)ぞっとするほどである。「今日は,又なき手を尽くしたる,入綾の程―・く,この世のこととも思えず/源氏(紅葉賀)」

そぞろ-わ・し ―ハシ 【漫ろはし】 (形シク)🔗🔉

そぞろ-わ・し ―ハシ 【漫ろはし】 (形シク) そわそわして落ち着かない。すずろわし。「…など待たると聞くも,―・しけれども/とはずがたり 4」

そ-だ [0] 【粗朶・麁朶】🔗🔉

そ-だ [0] 【粗朶・麁朶】 切り取った木の枝。薪などに用いる。

そ-だい [0] 【措大】🔗🔉

そ-だい [0] 【措大】 (1)才学のすぐれた学生。 (2)貧乏な書生。また,書生をあざけっていう語。窮措大。

大辞林 ページ 148262