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そら-まけ [0] 【空負け】🔗🔉

そら-まけ [0] 【空負け】 負けたふりをすること。いつわりの負け。

そら-まめ [2] 【空豆・蚕豆】🔗🔉

そら-まめ [2] 【空豆・蚕豆】 マメ科の一年草または越年草。原産地は西アジア,アフリカといわれ,古くから世界各地で栽培される。高さ約60センチメートル。葉は羽状複葉。春,葉腋(ヨウエキ)に淡紫色で黒斑のある蝶形花をつける。豆果は長さ約10センチメートルの狭長楕円形で,種子を二〜四個含む。種子は塩ゆでにして食用とするほか,甘納豆・煮豆・餡(アン)などとする。豆果が空に向かってつくのでこの名があるという。ノラマメ。[季]夏。 空豆 [図]

そらまめ-ぞう ―ザウ [4] 【空豆象】🔗🔉

そらまめ-ぞう ―ザウ [4] 【空豆象】 マメゾウムシ科の甲虫。体長約5ミリメートル。体は楕円形で黒い。幼虫はソラマメの内部を食害する。

そら-み 【空見】🔗🔉

そら-み 【空見】 ぼんやりと心を留めないで見ること。「―シテイル/日葡」

そら-みだれ 【空乱れ】🔗🔉

そら-みだれ 【空乱れ】 乱れたふりをすること。そらえい。「今朝も,いといたう―して/源氏(胡蝶)」

そら-みつ (枕詞)🔗🔉

そら-みつ (枕詞) 地名「やまと」にかかる。「日本書紀(神武)」に饒速日命(ニギハヤヒノミコト)が大空から大和(ヤマト)の国を見たという伝承があるが,語義・かかり方未詳。「―倭(ヤマト)の国に雁こむと聞くや/古事記(下)」

そら-みみ [0] 【空耳】🔗🔉

そら-みみ [0] 【空耳】 (1)声や物音がしないのに聞いたように思うこと。「声がしたようだが,―だったか」 (2)聞こえても聞こえないふりをすること。「―を使う」

――を潰(ツブ)・す🔗🔉

――を潰(ツブ)・す わざと聞こえぬふりをする。

そら-め [2] 【空目】🔗🔉

そら-め [2] 【空目】 (1)見えないのに見たように思うこと。 (2)見て見ないふりをすること。「―を使う」 (3)ひとみを上に向けること。うわめ。「羽織を畳みながら一寸余の顔を―で見る/大内旅宿(虚子)」

そらめ-づかい ―ヅカヒ [4] 【空目遣い】 (名)スル🔗🔉

そらめ-づかい ―ヅカヒ [4] 【空目遣い】 (名)スル (1)うわめをつかうこと。 (2)見て見ないふりをすること。 (3)どこを見るともなくうつろな目をすること。「卒(ニワカ)に―して物思はしげに/金色夜叉(紅葉)」

大辞林 ページ 148346