そん-そ [1] 【樽俎】 〔酒樽(サカダル)といけにえをのせる台の意〕 宴会の席。

そんそ-せっしょう [4] 【樽俎折衝】 〔晏子春秋〕 （１）外交談判。 （２）酒席で談笑のうちに行う交渉。転じて，かけひき。

そん-そう ―サウ [0] 【村荘】 村里にある別荘。村墅(ソンシヨ)。

そん-そう [0] 【村叟】 村の年老いた男。村翁。

そん-そう [0] 【尊崇】 （名）スル 「そんすう（尊崇）」に同じ。「老子を―せむがために/渋江抽斎（鴎外）」

そん-ぞう ―ザウ [0] 【尊像】 神仏や高貴の人の像。また，他人の像を敬っていう語。

そん-ぞく [0] 【存続】 （名）スル 引き続き存在すること。「古い因習がいまだに―する」

そん-ぞく [1] 【尊属】 親等の上で，基準となる人より先の世代の血族。父母・祖父母などの直系尊属，おじ・おばなどの傍系尊属に分けられる。 ⇔卑属

そんぞく-さつじん [5] 【尊属殺人】 自己または配偶者の直系尊属を殺すこと。刑法上，一般の殺人罪とは別に，尊属殺人罪として規定されていたが，同規定は1973年（昭和48）最高裁判所により違憲とされ，95年（平成7）刑法改正により削除。

そんぞく-しん [4][3] 【尊属親】 親等の上で，その人より先の世代にある親族。 ⇔卑属親

そん-たい [1][0] 【尊体】 （１）肖像などを敬っていう語。 （２）身体を敬っていう語。おからだ。

そん-だい [0] 【尊大】 （名・形動）[文]ナリ 威張って，いかにも偉そうな態度をとる・こと（さま）。「―に構える」「あれはあなたの知人ですか。思ひ切つて―な人間ですね/或る女（武郎）」 [派生] ――さ（名）

そんだい-ご [0] 【尊大語】 待遇表現の一。話し手が自分を聞き手より高い位置において表現するもの。「おれさま」「ほめてつかわす」「近う参れ」「くれてやる」の類。