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たたき-つ・ける [5] 【叩き付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 たたきつ・く🔗⭐🔉
たたき-つ・ける [5] 【叩き付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 たたきつ・く
(1)激しく物にぶちあてる。強く投げつける。「グローブを地面に―・けてくやしがる」「雨が―・けるように降る」
(2)憤然として物を差し出す。「辞表を―・ける」
(3)自分の考えなどを押し付ける。「私合点いたさぬを老母をたらし―・け/浄瑠璃・曾根崎心中」
(4)幼児の背を軽くたたいて寝かしつける。「赤児を―・けてゐる/歌舞伎・四谷怪談」
たたき-つぶ・す [5][2][0] 【叩き潰す】 (動サ五[四])🔗⭐🔉
たたき-つぶ・す [5][2][0] 【叩き潰す】 (動サ五[四])
(1)たたいてつぶす。「蚊を―・す」
(2)(議論・勝負などで)相手を完全に打ちのめす。「反対勢力を―・す」
たたき-なお・す ―ナホス [5][0] 【叩き直す】 (動サ五[四])🔗⭐🔉
たたき-なお・す ―ナホス [5][0] 【叩き直す】 (動サ五[四])
(1)たたいてまっすぐにする。
(2)邪悪でねじ曲がっている心などを直して正しくする。「まがった根性を―・す」
たたき-のめ・す [5] 【叩きのめす】 (動サ五[四])🔗⭐🔉
たたき-のめ・す [5] 【叩きのめす】 (動サ五[四])
(1)激しく殴ったり蹴ったりして,起き上がれないようにする。「ちんぴらを―・す」
(2)きびしい言葉などで攻撃して立ち上がれないようにする。「最後の一言で―・された」
たたき-ふ・せる [5][2][0] 【叩き伏せる】 (動サ下一)[文]サ下二 たたきふ・す🔗⭐🔉
たたき-ふ・せる [5][2][0] 【叩き伏せる】 (動サ下一)[文]サ下二 たたきふ・す
(1)たたいてねじふせる。「暴漢を―・せる」
(2)徹底的にやりこめて屈服させる。「理論闘争で相手を―・せる」
たたき-わ・る [4][2][0] 【叩き割る】 (動ラ五[四])🔗⭐🔉
たたき-わ・る [4][2][0] 【叩き割る】 (動ラ五[四])
たたいて割る。たたいてこわす。うち割る。「スイカを―・る」
たた・く [2] 【叩く・敲く】 (動カ五[四])🔗⭐🔉
たた・く [2] 【叩く・敲く】 (動カ五[四])
(1)手や手に持った固い物で,物や体に強い衝撃を与える。打つ。目的は,破壊,音を出す,攻撃,注意を喚起,確認,その他いろいろある。「クルミを金づちで―・いて割る」「太鼓を―・く」「ドアを―・く」「手を―・く」「相手の頭を―・く」「お母さんの肩を―・く」「スイカを軽く―・いてみる」「奥(オキ)には平家ふなばたを―・いて感じたり/平家 11」
(2)「たたき{(1)}」にする。「アジを―・く」
(3){(1)}のような動作をする。「パソコンのキーを―・く」「大つぶの雨が屋根を―・く音がする」
(4)人の意見を問う。たずね聞く。「専門家の意見を―・く」「僕が瀬川君の意中を―・いて見たのです/破戒(藤村)」
(5)門や戸を叩いて,来意を告げる。また,訪れて教えを請う。「師の門を―・く」「南の隅の間より,格子―・きののしりて入りぬ/源氏(空蝉)」
(6)攻撃する。悪口を言う。手ひどく批判する。「徹底的に―・く」「マスコミにさんざん―・かれた」
(7)値を安くさせる。値切る。「値を―・いて買う」
(8)(多く「…口をたたく」の形で)言う。しゃべる。「無駄口を―・く」「大口を―・く」「陰口を―・く」
(9)(鳴き声が戸を叩く音に似ることから)クイナが鳴く。「おしなべて―・く水鶏(クイナ)に驚かば上(ウワ)の空なる月もこそ入れ/源氏(澪標)」
[可能] たたける
[慣用] 肩を―・尻を―・底を―・太鼓を―
大辞林 ページ 148779。