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たた・む [0] 【畳む】 (動マ五[四])🔗🔉

たた・む [0] 【畳む】 (動マ五[四]) (1)広げてあるものを折り重ねて小さくする。「着物を―・む」「布団を―・む」 (2)開いていたものを閉じる。「傘を―・む」 (3)それまでの商売・暮らしなどをやめて家を引き払う。「店を―・む」「家を―・む」 (4)心中に秘める。「その思を我胸一つに―・んで/雁(鴎外)」 (5)道に敷石などを敷く。「石を―・んで庫裡(クリ)に通ずる一筋道/草枕(漱石)」 (6)殴ったり蹴(ケ)ったりしてやっつける。殺す。「―・んでしまえ」 (7)幾重にも折り重なる。「用ガ―・ンデキタ/ヘボン(三版)」「氷の上に―・む白波/山家(秋)」 [可能] たためる

ただ-むか・う ―ムカフ 【直向かふ】 (動ハ四)🔗🔉

ただ-むか・う ―ムカフ 【直向かふ】 (動ハ四) まっすぐに向かう。真向かいになっている。「韓国(カラクニ)に渡り行かむと―・ふ敏馬(ミヌメ)をさして潮待ちて/万葉 3627」

ただむき 【腕】🔗🔉

ただむき 【腕】 肘(ヒジ)から手首までの間。うで。「栲綱(タクヅノ)の白き―/古事記(上)」 →かいな(腕)

ただ-め 【直目】🔗🔉

ただ-め 【直目】 そのものを直接に見ること。目前(モクゼン)。「―に見けむ古壮士(イニシエオトコ)/万葉 1803」

ただ-もどり [3] 【只戻り】 (名)スル🔗🔉

ただ-もどり [3] 【只戻り】 (名)スル 用事をすませずに,そのまま戻ってくること。すもどり。

ただ-もの [0] 【徒者・只者】🔗🔉

ただ-もの [0] 【徒者・只者】 普通の者。尋常な者。多く打ち消しの語を伴って,「特異」「すぐれた」の意で用いる。「あの身のこなしは―ではない」

ただ-もんめ [5] 【只匁】🔗🔉

ただ-もんめ [5] 【只匁】 〔匁は昔の銭の単位〕 ただ。無料。

ただよ・う タダヨフ [3] 【漂う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

ただよ・う タダヨフ [3] 【漂う】 (動ワ五[ハ四]) (1)空中や水中に浮いて,風や,運ばれるままに動く。「舟は波間を―・った」「黒雲が―・う」 (2)あてもなく歩き回る。「夜の町を―・い歩く」 (3)香り・雰囲気などが感じられる。「伽羅(キヤラ)の香が―・ってきた」「不穏な空気が―・っている」 (4)頼りない状態で暮らす。「はしたなうてこそ―・はめ/源氏(真木柱)」 (5)安定しないでふらふらする。「足ガ―・ウテ行ク/日葡」 (6)ひるむ。たじろぐ。「少しも―・はず戦ひける間/太平記 14」

大辞林 ページ 148789