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たつた-じんじゃ 【竜田神社】🔗🔉

たつた-じんじゃ 【竜田神社】 奈良県生駒郡三郷町にある神社。祭神は天御柱命(アマノミハシラノミコト)・国御柱命(クニノミハシラノミコト)で,別名を竜田神・竜田風神ともいい,風をつかさどる神。五穀の豊穣を祈願する神としても有名。現在名,竜田大社。

たつた-そう ―サウ [0] 【竜田草】🔗🔉

たつた-そう ―サウ [0] 【竜田草】 メギ科の多年草。朝鮮北部・中国東北部に分布。観賞用に栽培。高さ約10センチメートル。葉は根茎から出,柄が長く心臓形で両端がへこみ,糸巻に似る。早春,花茎の先に淡紫色の八弁花を一個開く。和名は,日露戦争の際,軍艦竜田の乗組員がこの草を持ち帰ったため。糸巻草。

たつた-ひこ 【竜田彦】🔗🔉

たつた-ひこ 【竜田彦】 延喜式に見える,竜田比古竜田比女神社の祭神の一。風をつかさどる神。

たつた-ひめ 【竜田姫・立田姫】🔗🔉

たつた-ひめ 【竜田姫・立田姫】 (1)延喜式に見える竜田比古竜田比女神社の祭神の一。 (2)秋をつかさどる女神。竜田山の神格化。竜田山は奈良の京の西に当たり,五行説で西は秋の方角にあてるところからいった。

たつた-やま 【竜田山】🔗🔉

たつた-やま 【竜田山】 奈良県生駒郡三郷町の西方の山を漠然と呼ぶ語。((歌枕))「―よはにや君がひとりこゆらむ/古今(雑下)」

たつた 【竜田】🔗🔉

たつた 【竜田】 能の一。三番目・四番目物。金春禅竹(コンパルゼンチク)作。「古今集」にある竜田川の歌を主題とする。旅僧が竜田の明神へ参詣して,竜田姫が神楽(カグラ)を舞い昇天する奇特を見るという筋。

だっ-た (連語)🔗🔉

だっ-た (連語) 〔助動詞「だ」の連用形「だっ」に助動詞「た」の付いたもの〕 過去の事柄に対する判断・確認を表す。「一九世紀の江戸の人口は約一〇〇万人―」「あっ,今日は母の誕生日―」 〔「である」に助動詞「た」の付いた「であった」よりもくだけた言い方〕

だっ-たい [0] 【脱胎・奪胎】 (名)スル🔗🔉

だっ-たい [0] 【脱胎・奪胎】 (名)スル (1)詩文を作るのに,先人の作の語句や形式を換えて,独自の意味内容を付与すること。換骨奪胎。「…といふ古句より―したるにや/獺祭書屋俳話(子規)」 (2)磁器の一種。中国明代に作られた。ほとんど釉(ウワグスリ)だけのように見えるほど胎土が薄く精巧なもの。

大辞林 ページ 148837