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たなか-しょうすけ 【田中勝助】🔗🔉

たなか-しょうすけ 【田中勝助】 江戸初期の商人。京都の人。1610年イスパニアの前ルソン総督に従って,貿易の目的でメキシコに渡り,翌年帰国。最初に太平洋を横断した日本人。生没年未詳。

たなか-しょうぞう ―シヤウザウ 【田中正造】🔗🔉

たなか-しょうぞう ―シヤウザウ 【田中正造】 (1841-1913) 政治家。栃木県生まれ。自由民権運動に参加。第一回総選挙で衆議院議員に当選。以降,国会で足尾銅山鉱毒問題に取り組み,1901年(明治34)には議員を辞職して明治天皇に直訴。生涯を鉱毒問題と治水事業に捧げた。

たなか-しょうへい ―シヤウヘイ 【田中正平】🔗🔉

たなか-しょうへい ―シヤウヘイ 【田中正平】 (1862-1945) 物理学者・音響学者。兵庫県生まれ。東大卒。ドイツのヘルムホルツの下で純正調音階理論を研究し,純正調オルガンを製作。また,音楽振興にも尽力した。

たなか-しんび 【田中親美】🔗🔉

たなか-しんび 【田中親美】 (1875-1975) 日本美術研究家。京都生まれ。多くの古筆・古画の複製や版行に尽力。古筆の鑑定・収集家としても著名。

たなか-しんべえ ―シンベ 【田中新兵衛】🔗🔉

たなか-しんべえ ―シンベ 【田中新兵衛】 (1841-1863) 幕末期の志士。薩摩の人。示現流の達人で,本間精一郎らの暗殺にかかわる。姉小路公知暗殺の嫌疑で捕らえられ自刃。

たなか-とうこう ―トウカウ 【田中桐江】🔗🔉

たなか-とうこう ―トウカウ 【田中桐江】 (1668-1742) 江戸中期の漢詩人。出羽の人。名は省,字(アザナ)は省吾,桐江は号。富春山人とも称した。柳沢吉保のもとで荻生徂徠と知り合い,故あって出奔した後も親交があった。奥州ついで摂津で文人としての後半生を送った。著「東海漫遊稿」「樵漁余適」

たなか-とつげん 【田中訥言】🔗🔉

たなか-とつげん 【田中訥言】 (1767-1823) 江戸後期の画家。名は敏。別号に痴翁・得中・過不及子。名古屋の人。最初土佐光貞に師事したが,のちに平安・鎌倉の大和絵を研究し,復古大和絵派の祖となった。代表作「四季草花図屏風」

大辞林 ページ 148886