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たまがき-のうち-つ-くに 【玉垣の内つ国】🔗🔉

たまがき-のうち-つ-くに 【玉垣の内つ国】 美しい垣のような山々に囲まれている国。「また大己貴大神(オオナムチノオオカミ)なづけて曰まはく,―とのたまふ/日本書紀(神武訓)」

たま-かぎる 【玉かぎる】 (枕詞)🔗🔉

たま-かぎる 【玉かぎる】 (枕詞) 玉が微光を放つ意から「夕」「日」「ほのか」「岩垣淵」などにかかる。「―昨日の夕見しものを/万葉 2391」「―日も重なりて/万葉 3250」

たま-かげ 【玉蔭】🔗🔉

たま-かげ 【玉蔭】 ヒカゲノカズラの美称。 →蘿(カゲ)

たま-がけ [0] 【玉掛け】🔗🔉

たま-がけ [0] 【玉掛け】 クレーンやデリックなどに荷を吊らせる際,ワイヤー-ロープまたはチェーンなどを荷に掛けたり,運搬の合図を行う作業。

たまかじ タマカヂ 【玉楮】🔗🔉

たまかじ タマカヂ 【玉楮】 姓氏の一。

たまかじ-ぞうこく タマカヂザウコク 【玉楮象谷】🔗🔉

たまかじ-ぞうこく タマカヂザウコク 【玉楮象谷】 (1807-1869) 漆工。讃岐(サヌキ)高松の人。鞘(サヤ)塗師藤川理右衛門の子。中国漆器や蒟醤(キンマ)塗の技法をもとに独自の作風を創出,讃岐塗・象谷塗として知られる。

たま-がしら [3] 【玉頭】🔗🔉

たま-がしら [3] 【玉頭】 スズキ目イトヨリダイ科の海魚。体長30センチメートル程度。体は卵形で側扁する。淡紅色の体側には四本の赤褐色の横帯がある。食用。本州中部以南から太平洋西部,インド洋東部まで分布。

たま-がしわ ―ガシハ 【玉堅磐】🔗🔉

たま-がしわ ―ガシハ 【玉堅磐】 〔「かしわ」は「かたしわ(堅磐)」の転〕 堅い岩の美称。「難波江の藻に埋もるる―/千載(恋一)」

だまか・す [3] 【騙かす】 (動サ五[四])🔗🔉

だまか・す [3] 【騙かす】 (動サ五[四]) だます。だまくらかす。「追剥(オイハギ)に殺されたと空涙で人を―・し/怪談牡丹灯籠(円朝)」 [可能] だまかせる

たま-かずら ―カヅラ 【玉葛】🔗🔉

たま-かずら ―カヅラ 【玉葛】 ■一■ [3] (名) つる性草本の美称。 →かずら ■二■ (枕詞) (1)花だけ咲いて実がならないことから「実ならぬ樹」「花のみ咲き」にかかる。ただし,普通の語として解する説も有力。「―実成らぬ木にはちはやぶる神そつくといふ/万葉 101」「―花のみ咲きて成らざるは誰が恋ならめ/万葉 102」 (2)つる草が長くはえのびるところから「遠長し」「絶えず」「はふ」などにかかる。「―いや遠長く/万葉 443」「―はふ木あまたになりぬれば/古今(恋四)」

大辞林 ページ 148946