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ちゃ-の-こ [0] 【茶の子】🔗🔉

ちゃ-の-こ [0] 【茶の子】 (1)茶菓子。茶うけ。点心(テンシン)。「薩摩いりといふ―を拵(コシラエ)るばかり/滑稽本・浮世風呂(前)」 (2)仏事の際の供物や配り物。「本の母御の十三年忌,―ひとつ配ることか/浄瑠璃・薩摩歌」 (3)彼岸会(ヒガンエ)の供物(クモツ)。 (4)農家などで,朝食前に仕事をする時にとる簡単な食べ物。 (5)〔(1)は腹にたまらないことから〕 物事の容易なこと。お茶の子。お茶の子さいさい。「常住,きつてのはつての是程の喧嘩は,おちやこの―ぞや/浄瑠璃・反魂香」

ちゃのほん 【茶の本】🔗🔉

ちゃのほん 【茶の本】 〔原題 The Book of Tea〕 近代の茶道論の書。岡倉天心著。1906年(明治39)ニューヨークで刊行。茶の湯のもつ意味と歴史を体系的に論じた最初のもの。

ちゃ-の-ま [0] 【茶の間】🔗🔉

ちゃ-の-ま [0] 【茶の間】 (1)住宅の中の,家族が食事をしたり談笑したりする部屋。 (2)茶室のこと。 (3)「茶の間女(オンナ)」の略。

ちゃのま-おんな ―ヲンナ [4] 【茶の間女】🔗🔉

ちゃのま-おんな ―ヲンナ [4] 【茶の間女】 武家で,腰元と下女の中間に位置し,主に茶の間で働いた女中。お茶の間。「―となり一年切に勤めける/浮世草子・一代女 4」

ちゃ-のみ [3] 【茶飲み】🔗🔉

ちゃ-のみ [3] 【茶飲み】 (1)茶をたくさん飲むこと。また,茶の好きな人。 (2)茶人。茶の宗匠。 (3)「茶飲み茶碗(ヂヤワン)」の略。

ちゃのみ-ぐさ [3] 【茶飲み種】🔗🔉

ちゃのみ-ぐさ [3] 【茶飲み種】 茶飲み話のたね。世間話。

ちゃのみ-ぢゃわん [4] 【茶飲み茶碗】🔗🔉

ちゃのみ-ぢゃわん [4] 【茶飲み茶碗】 煎茶(センチヤ)を飲むのに用いる茶碗。煎茶茶碗。湯飲み茶碗。

ちゃのみ-ともだち [4] 【茶飲み友達】🔗🔉

ちゃのみ-ともだち [4] 【茶飲み友達】 (1)常に寄り合って茶飲み話などする親しい友達。いつも心やすく往来する友達。多く老人の場合にいう。 (2)年老いてから後に得たつれあい。茶飲み仲間。

ちゃのみ-なかま [4] 【茶飲み仲間】🔗🔉

ちゃのみ-なかま [4] 【茶飲み仲間】 「茶飲み友達」に同じ。

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