――に八千代(ヤチヨ)に 非常に長い年月にわたって。幾千年も。「わがきみは―さざれいしのいはほとなりてこけのむすまで/古今（賀）」

――の春 千年までも末長く栄えよ，と祝う初春。

――を籠(コ)・む 千年後まで栄える趣をもつ。「げに―・めたる霞の洞なり/増鏡（おどろの下）」

ちよ 【千代】 ⇒加賀千代(カガノチヨ)

ち-よ [1] 【千夜】 千の夜。たくさんの夜。「夜の明くる程の久しさは―を過ぐさむ心地し給ふ/源氏（夕顔）」

ち-よ [1] 【地輿】 〔地を載せる意〕 大地。坤輿(コンヨ)。

ちょ-い ― [1] 【儲位】 世継ぎの位。皇太子の位。

ちょい [1] （副） ちょいと。ちょっと。

ちょい-がり [0] 【ちょい借り】 ほんの少しの間だけ借りること。

ちょい-ちょい [1] （副） （１）少し間を置いて同じことが繰り返されるさま。たびたび。ちょくちょく。「母が―やってくる」「―学校を休む」 （２）物事の程度や動きなどがわずかであるさま。ちょいと。「―と突っつく」

ちょい-ちょい-ぎ [0] 【ちょいちょい着】 ちょっとした外出に着る着物。

ちょい-まち 【ちょい待ち】 （連語） 「ちょっと待ってくれ」の意で気軽く目下の者に呼びかける語。「―，これも一緒にたのむ」

ちょい-やく [0] 【ちょい役】 映画・演劇などで，ほんの少ししか出演機会のない役。

チョイス [1] choice 選ぶこと。選択。「ベスト-―」

ちょい-と ■一■ [0][1] （副） 物事の程度や動きがわずかであるさま。ちょっと。「―寄ってみる」 ■二■ [1] （感） 人に呼び掛けるのに用いる言葉。多く女性が用いる。「―そこの兄さん」

ちょいと-み [0] 【ちょいと見】 ちょっと見ること。一見。「―にはなかなかの美人」