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ちょうえつ-しゅぎ テウツ― [5] 【超越主義】🔗🔉

ちょうえつ-しゅぎ テウツ― [5] 【超越主義】 〔transcendentalism〕 一九世紀前半,アメリカ,ニュー-イングランド地方のユニテリアン派の中よりエマーソンを中心として始まるロマン主義運動。有限な存在のうちに神的なものの内在を認め,神秘的汎神論に傾くが,倫理的には理想主義,個人主義の立場にある。超絶主義。

ちょうえつ-すう テウツ― [4][3] 【超越数】🔗🔉

ちょうえつ-すう テウツ― [4][3] 【超越数】 代数的数でない数。すなわち有理数を係数とする代数方程式の解とはなりえない数。例えば,自然対数の底 ,円周率πなど。 →代数的数

ちょうえつ-ろん テウツ― [4] 【超越論】🔗🔉

ちょうえつ-ろん テウツ― [4] 【超越論】 〔哲〕 (1)〔(ドイツ) Transzendentalismus〕 カントおよび新カント派の批判主義の立場。認識を事実の生起からではなく,それが可能となる権利根拠から問題とする。 (2) ⇒超越主義

ちょうえつ-ろん-てき テウツ― [0] 【超越論的】 (形動)🔗🔉

ちょうえつ-ろん-てき テウツ― [0] 【超越論的】 (形動) 〔哲〕 〔(ドイツ) transzendental〕 (1)カントの批判主義における根本概念。様様な経験が可能となり構成される根拠・条件にかかわるさま。「先天的」とは異なり,先天的認識がいかに可能かを問題とする認識についていう。先験的。 (2)フッサールの現象学では,超越的に与えられる実在の本質を判断中止したのちの純粋意識の領域に関するさまをいう。

ちょうえつ-ろんてき-いしき テウツ― [9] 【超越論的意識】🔗🔉

ちょうえつ-ろんてき-いしき テウツ― [9] 【超越論的意識】 〔(ドイツ) transzendentales Bewutsein〕 (1)カントでは「意識一般」に同じ。先験的意識。 (2)フッサールでは自然的態度に現象学的還元を施したあとに残余として残る純粋意識。

大辞林 ページ 149406