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ちょう-さくりん チヤウ― 【張作霖】🔗🔉

ちょう-さくりん チヤウ― 【張作霖】 (1875-1928) 中国の軍閥。馬賊から北洋軍閥奉天派の首領となり,中国東北地方を支配。一時,日本軍と結び北京政府の実権を握ったが,国民党軍の北伐にあい,奉天へ逃れる途中,1928年関東軍の謀略による列車爆破で死亡。チャン=ツオリン。

ちょうさくりん-ばくさつじけん チヤウ― 【張作霖爆殺事件】🔗🔉

ちょうさくりん-ばくさつじけん チヤウ― 【張作霖爆殺事件】 1928年(昭和3)6月4日,張作霖が関東軍の謀略により奉天駅の近くで列車を爆破され,死亡した事件。国民党軍の北伐開始により,張は北京から奉天に撤退しようとしたが,関東軍は満州占領をねらって彼を爆殺した。日本政府はこれを「満州某重大事件」と称して真相を秘匿しようとしたが,この事件により田中義一内閣は総辞職した。奉天事件。

ちょう-ざめ テフ― [1][0] 【蝶鮫・魚】🔗🔉

ちょう-ざめ テフ― [1][0] 【蝶鮫・魚】 (1)チョウザメ目チョウザメ科に属する魚の総称。海産または淡水産。硬骨魚類の中では原始的な形質を備え,体には菱(ヒシ)形をした板状の硬鱗(コウリン)が縦に五列並ぶ。肉は美味。卵の塩漬けはキャビアと呼ばれ珍味。ヨーロッパ・アジア・北アメリカのそれぞれ北部に分布。 (2){(1)}の一種。全長約1.5メートル。体はほぼ円筒形で吻(フン)が突出する。体は灰青色で腹部は白い。五列の鱗は菱形で硬く大きい。春に産卵のため海から河川を上り,秋に下る。本州北部からサハリンにかけて分布。 蝶鮫(2) [図]

ちょうさ-や-ようさ チヤウサ―🔗🔉

ちょうさ-や-ようさ チヤウサ― 山車(ダシ)などの重い物を引く時の掛け声。ちょうさ。ちょうさようさ。ちょうさやようさや。「『山鉾を引く体を咄しませう。急で囃させられい』『心得た。―』/狂言・千鳥(虎寛本)」

ちょう-さん テウ― [0] 【逃散】🔗🔉

ちょう-さん テウ― [0] 【逃散】 中世・近世,農民が耕作を放棄して他領へ移ること。多く領主に対する示威的な闘争手段として行われた。とうさん。じょうさん。

大辞林 ページ 149433