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で-うず (連語)🔗⭐🔉
で-うず (連語)
〔完了の助動詞「つ」の未然形「て」に推量の助動詞「むず」の付いた「てむず」の転である「てうず」が撥音「ん」をうけて「でうず」となったもの〕
…しようとする。「あぱれ,おのれは日本一の剛の者に組ん―な,うれ/平家 7」
て-うす・い [3] 【手薄い】 (形)[文]ク てうす・し🔗⭐🔉
て-うす・い [3] 【手薄い】 (形)[文]ク てうす・し
金銭や物品などが不十分である。手薄だ。「もとより―・き身代なれば/滑稽本・根無草後編」
デウス-エクス-マキナ [7]
(ラテン) deus ex machina
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デウス-エクス-マキナ [7]
(ラテン) deus ex machina
〔「機械仕掛けの神」の意〕
演劇・文芸で,行き詰まった状況やむずかしい結末を必然性なく登場して解決する便宜的な役柄。また,そのような技法。エウリピデスが多用したもので,クレーンのような機械で神の役を登場させたことからいう。転じて,安易な解決策。


で-うたい ―ウタヒ [2] 【出唄い】🔗⭐🔉
で-うたい ―ウタヒ [2] 【出唄い】
歌舞伎で,長唄連中が山台(ヤマダイ)や雛壇(ヒナダン)へ並んで演奏すること。
て-うち [3][0] 【手打ち】🔗⭐🔉
て-うち [3][0] 【手打ち】
(1)和解・取引の成立や物事の成就を祝って,一同が拍子を合わせてする拍手。また,和解・取引が成立すること。
(2)そば・うどんなどを機械にかけずに手で打って作ること。
(3)自分の手で討ち取ること。また,手で打ち殺すこと。「宗との侍二人―にして/保元(中)」
(4)(「手討ち」とも書く)武士が家来や町人を自ら斬り殺すこと。「お―の夫婦なりしを更衣(コロモガエ)/蕪村句集」
(5)江戸時代,歌舞伎の顔見世(カオミセ)の儀式として,手打連と称する贔屓連(ヒイキレン)が土間から当たり祝いに拍手したりしたこと。
てうち-ぐるみ [4] 【手打胡桃】🔗⭐🔉
てうち-ぐるみ [4] 【手打胡桃】
クルミ科の落葉高木。中国原産。長野県や東北地方で広く栽植する。核の殻は薄く割りやすい。実は食用。菓子胡桃。
て-うら [0] 【手占・手卜】🔗⭐🔉
て-うら [0] 【手占・手卜】
手相・爪の色,指の屈伸の具合など,手を見て占うこと。手うらない。「先づ―を置いてみませう/狂言・居杭(虎寛本)」
てうり-とう ―タウ 【天売島】🔗⭐🔉
てうり-とう ―タウ 【天売島】
北海道北西部の羽幌町に属し,日本海上にある小島。オロロンチョウ(ウミガラス)・ウミネコの繁殖地。
大辞林 ページ 149973。