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とこ-めずら ―メヅラ 【常珍】 (形動ナリ)🔗🔉

とこ-めずら ―メヅラ 【常珍】 (形動ナリ) いつも新鮮で古びていないさま。「むめの花色は目なれて吹く風に匂ひくる香ぞ―なる/躬恒集」

とこ-めずら・し ―メヅラシ 【常珍し】 (形シク)🔗🔉

とこ-めずら・し ―メヅラシ 【常珍し】 (形シク) いつも新鮮で古びていない。「己(オノ)が妻こそ―・しき/万葉 2651」

どこ-も 【何処も】 (連語)🔗🔉

どこ-も 【何処も】 (連語) どの場所も。「旅館は―満杯だ」

どこも-かしこも 【何処も彼処も】 (連語)🔗🔉

どこも-かしこも 【何処も彼処も】 (連語) どこと限定することなく,広く全体にわたっているさまを表す。どこもかも。どんなところもすべて。「―雪におおわれる」

どこ-もと 【何処許・何所許】 (代)🔗🔉

どこ-もと 【何処許・何所許】 (代) 不定称の指示代名詞。どこのあたり。どの辺。「お奏者は―にござる/狂言・昆布柿(鷺流)」

とこ-や [0] 【床屋】🔗🔉

とこ-や [0] 【床屋】 (1)〔江戸時代,男の髪を結う髪結いが床店(トコミセ)で仕事をしていたことから〕 髪結い床。 (2)理髪店・理容店の俗称。

とこ-やま [0] 【床山】🔗🔉

とこ-やま [0] 【床山】 (1)俳優の髪を結ったり,鬘(カツラ)を整えたりする人。また,その部屋。 (2)力士の髪を結ったり,整えたりする人。

とこ-やみ [0] 【常闇】🔗🔉

とこ-やみ [0] 【常闇】 永久にまっくらであること。常夜(トコヨ)。「天雲を日の目も見せず―に覆ひたまひて/万葉 199」

どこ-やら 【何処やら・何所やら】 (連語)🔗🔉

どこ-やら 【何処やら・何所やら】 (連語) (1)不特定の場所,はっきりしない場所を指し示す。「―わからぬ遠い国」「―で声がする」 (2)(副詞的に用いて)これといってはっきりしないが,確かにそうだという感じを表す。何となく。どこか。「―悪いようだ」 〔「どこか」よりさらに漠然とした感じで用いる〕

とこ-よ 【常世】 (名・形動ナリ)🔗🔉

とこ-よ 【常世】 (名・形動ナリ) (1)永久に変わらない・こと(さま)。永遠。「呉床座(アグライ)の神の御手もち弾く琴に舞する女(オミナ)―にもがも/古事記(下)」 (2)「常世の国」に同じ。「心から―を捨てて鳴く雁を雲のよそにも思ひけるかな/源氏(須磨)」

とこよ-の-かみ 【常世の神】🔗🔉

とこよ-の-かみ 【常世の神】 常世の国の神。常世の国より人間世界に現れ,長寿・富・幸福をもたらすと考えられていた。「太秦(ウズマサ)は神とも神と聞えくる―を打ち懲(キタ)ますも/日本書紀(皇極)」

大辞林 ページ 150650